ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

御柱が見られるのはあとわずか

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急げ、間に合わなくなるぞ!!

諏訪大社と言えば御柱。御柱と言えば諏訪大社。来年は御柱祭ということもあり、御柱を目的に参拝される方も大勢おります。さて、その御柱ですが、普段は神社の四隅に建っているわけですが、その柱をまもなく見られなくなります。

こちらの神社は八釼神社。この神社にもいつもは御柱があります。

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諏訪地方では諏訪大社以外の神社を小宮(こみや)と呼びますが、こういった小宮はもちろん道祖神など、神様をお祀りしているところには四隅を囲うように御柱を建てます。

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この神社でも本来はここに一柱、御柱が建っているはずなのですが、今はありません。(※「有ったころの比較画像はないのか?」そう言われそうですが、すいません、今手元にないです。手に入れば差し替えます。)これは、すでに来年に向けて御柱休めを行ったためです。

御柱休めというのは、ザックリと言うと、今までの御柱を地中から抜出し、御柱としてのお役目を終了させることです。そして御柱祭で新たな柱が建てられるわけです。

まもなく、他の神社の柱についても同じように見ることができなくなります。諏訪大社でも来年の春には今の柱にはお休みいただきます。そしてお祭りの後は新しい柱に変わるため、現在建っている柱を見られるチャンスは今だけなのです。

御柱を写真に残すならこんな撮り方はどうでしょう

さて、急かしたところで御柱の見方に付いて。

諏訪大社の御柱は結構でかい。観光ガイドをしているとよく見かけるのが、写真に柱が収まりきらずに苦労している参拝者の皆様。だいぶ離れたところから取ったり、広角をうんと効かせたり。悪戦苦闘しながら構図をきめている方が多いです。

っで、そんな皆さんにオススメしている撮り方が、離れるのではなく、あえて近づくこと。真下から覗き込むようにとると、上までおさまりますよ。こんな感じで。

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離れるとどうしても柱のスケールが伝わりにくくなりますよね。その点、これなら木の肌の感じまで伝わりますし、自撮りでも行けると思います。

 

来年の御柱祭りや、お祭り後の新しいキレイな御柱も良いですが、6年間、お宮とともにあった御柱の最後の姿もご覧になっていただきたいです。