ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

SOLOストーブを手本に作った自作のネイチャーストーブとメスティン&ニトスキでお昼ご飯

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久しぶりの完全休養日です。朝から晩まで仕事もボランティアもなし。

天気も良い。朝から快晴だ。秋らしいさわやかで心地よいそよ風が吹く日曜日。

こんな日にダラダラしていたら勿体ない。

よし!! 山に行くぞ!

山頂で美味しいものを食べるんだ!

景色? まぁ、それも良いよね。だけど、目的はあくまでも美味しい山ごはん。

一度でもやったことがある人なら分かってくれるだろ?

そんな風に思っていると、一本の電話が… おぅ… 嫌な予感しかしねぇ…

ブログのやり方教えてくれるって言ったじゃん

知人のオッサンからでした。以前からブログをやってみたいと言っていたのですが、よりにもよってはてなで書きたいとか言い出しまして、その書き方を教える約束をしていました。

都合の悪いことはすぐに忘れる病気を患っておりまして、遺憾ながら、そんな約束をしてしまっていたことはすっかり、きれいさっぱり忘れていました。

約束は約束。破るわけにはいきません。

とは言え、折角の休みをオッサンへのブログレクチャーで潰すなんてまっぴらごめんです。

というわけで、折衷案。

午前中にブログの書き方など基礎を教え、設定などを済ませ、お昼から記事のネタ作りに外へ出かけるというものです。

実はこの方も若干趣向は違うもののアウトドア好きで、そういう内容のブログを書きたいとのことでしたので、「なら、外でお昼ご飯作って、それを記事にしようよ!」と提案すると、それは名案だと大変喜んでくれました。実にチョロいオッサンです。

かくして、私たちは近場のキャンプ場に向かい、お昼ご飯を楽しむこととなりました。

SOLOストーブ風の手作りのウッドストーブで調理

これは別の機会に製作過程から記事にするつもりだったのですが、フライングで調理の様子を先に公開します。

SOLOストーブってご存知ですかね? アウトドア好きの方なら聞いたことがあるのではないかと思うのですが、結構良いお値段するんですよね。

こんなやつです。

詳しい説明はまたの機会にしますが、枯枝や松ぼっくりなどを燃料として使うストーブなので、ガスやアルコールなどのような青い炎ではなく、赤い炎が立つんですよね。

パチパチと音を立てて燃え、赤い炎を立てる様を見ているととても心が安らぐものです。

これ、欲しい。でも、先に書いたようにチョッと高い。

「なら作っちゃえばいいじゃん。」ということで、6月頃に製作。使おう使おうと思って時間がなくて、今日遂に使用というか試用です。

さて、作ったストーブがこちら。

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見た目はしょぼいですが、これが実に優秀(…なハズ)。ここに枯葉や枯枝を入れて燃料として使います。

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ぶらりと歩いて、燃料となる枯枝をゲット。タダです。タダって素敵。

これと枯葉をストーブに投入し、点火します。

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ブラボー!!

素晴らしい。予想以上の成果です。十分な火力です。

今日のお昼ご飯はこの炎で調理をします。肉です。肉を焼きます!!

しまった!! 五徳を忘れた…

いざ肉を焼こうという時に気がつきました。このストーブ用に作っておいた五徳を忘れてきました。これは大失態です。

何故なら五徳を使わずにストーブに鍋などを置いてしまえば、炎の上に蓋をする形になってしまい、炎が消えてしまいます。

ん~ どうにかせねば…

考えた結果こうなりました。

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落ちていた石を並べて五徳代わりに。ちょっと不安定ですが、この際仕方がありません。この状態で調理スタートです。

ニトリスキレットはアウトドアにもバッチリ

五徳を忘れ、落ちていた石を代用することとなったため、かなり不安定な状態ではありますが、この上にニトリのスキレットをのせて調理していきます。

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うむ。悪くない。

度々このブログでもニトスキことニトリのスキレットでの調理を記事にしていますが、こういうゴツイ鋳物はアウトドアでこそ輝きます。SOLOストーブなどのネイチャーストーブや焚火などとの相性は抜群です。

このストーブで調理した場合、おそらく鍋などに煤などの汚れがつくだろうと思いますので、そういう汚れの目立たないニトリのスキレットは重宝しそうです。というか、もともとこれをやるために買った物だったりします。ようやく、当初の目的を達成できたわけです。

肉だ、肉、肉を喰え

スキレットが熱くなってきたところで、油もひかずに鶏もも肉を投入。

肉の脂だけで十分です。

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味付けはシンプルに、とういか適当に塩コショウ&スパイスです。

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右側の2つは業務スーパーのものです。外で調理する時にとても重宝しています。ミルつきで230円位でした。左はコストコで買ったブラックペッパーと岩塩です。

肉の上でこれらを適当にゴリゴリとやって味付け完了です。

あとは蓋をして火が通るのを待ちます。

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パチパチと油の跳ねる音が心地よいです。肉の焦げる匂いがたまりません。時折スキレットの横まではみ出してくる赤い炎が美しいです。

コレです。これこそが、長らくやりたいと思いながらも出来なかったアウトドア料理の醍醐味です。

メスティンとエスビットのポケットストーブ&固形燃料で半自動炊飯

おかずはチキンのソテーで良しとして、やっぱり主食も欲しい。そして日本人の主食と言えば「ご飯」です。

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というわけで、となりでご飯も炊きました。

例によってメスティンとエスビットのポケットストーブ&アルコールの固形燃料で行う半自動炊飯です。超お手軽です。

トランギアのメスティンとエスビットのポケットストーブで炊飯してみた - ヘソで茶をわかす

この調理方法であれば、水加減や火加減を気にする必要なしです。風で固形燃料の火が消えたり弱まったりしないように防風にさえ気をつければ、燃料が燃え尽きる頃には美味しいご飯が炊きあがります。

料理にだけ集中できるのは非常にありがたいことです。

SOLO風ストーブとニトスキ&メスティンで調理したランチを実食

ごはんが炊き上がりました。お肉も焼けたようです。時間も丁度12時を回ったところ。それではお昼ご飯といたしましょう。

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運転できなくなるので本物は呑めませんが、やっぱりビールは飲みたいですよね。

体に良さそうな奴を選びました。

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肉も柔らかそうに焼けています。ナイフでひと口大にカットします。

野菜も忘れません。

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一袋で180gの野菜が摂れます。350g摂取のため2袋買ったのですが、意外と多いもんですね。スキレットに一袋開けたら山盛りになってしまいました。

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山盛りのお昼御飯です。

鶏にもしっかりと火が通っており、ジューシーで美味しかったです。

野菜は正直盛り過ぎました。こうして実際に量を気にして食べてみると、野菜350gって結構大変なものですね…

自分は割としっかり野菜を食べているつもりだったので、350gくらいならクリアーしているだろうと思っていましたが、これだけ食べて目標の半分となると、食べているか自信がなくなります。

 

ちなみに一緒に来たオッチャンのお昼はこちら。

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ヤベ、旨そう。もつ煮込みです。

はてなでブログをやっていくつもりなら、厳しい環境から大脳を守るために「野菜350gは必須だからな。」と買い物の際に言っておいたので、たっぷりのニラが入っています。

この後ここにうどんが投入されました。実に美味そうです。

 

そんなわけで、オッサン二人で食べる日曜のお昼ご飯でした。

 

次回予告(CV:銀河 万丈)

はてな村のしきたりを教えるため、野菜350g摂取の重要性を新人ブロガーに説いたへそちゃ。しかし、はてなにはまだ「運動」と「瞑想」という超えねばならない壁が残されていた。

へそちゃは新人ブロガーを連れ、腹ごなしに山頂の展望台を目指す。次回、「目指すは展望台!!最高の景色の中でコーヒーを!」

新人ブロガーは運動と瞑想の重要性を知る。

 

 

では、また。

 

※ウッドストーブの作成過程についての記事を書きました。

超簡単!!ソロストーブみたいなネイチャーストーブ(ウッドガスストーブ)の作り方 - ヘソで茶をわかす