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ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

御柱を引っこ抜いた後の様子【御柱休め】

御柱

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御柱は7年ごとに建て替えられるので、今までの古御柱は地中から抜き出されて、御柱としての役目を終えます。このときの一連の行事を御柱休めと言います。

山出しを終え、里曳きをむかえる丁度今、各お宮ではこの御柱休めの行事が行われています。

他のお宮に先立って、上社の前宮では既に古御柱が倒されて、次の新しい御柱を建てる準備が整っています。

今日はそんな前宮の御柱跡の様子を紹介します。

 古御柱の様子

4本ある御柱のうち、2本がまだ前宮に残っていました。とは言え、既に地中からは抜き出され、運び出されるのを待つのみです。

一本はこれ。

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もう一本はこれです。

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これが一応の役目を終えた前宮の御柱です。写真の下側が御柱の天辺になります。建御柱の際に柱の先を三角に切り落とすのが決まり事です。

地中に埋まっていた部分も見てみましょう。

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前の柱は根元はだいぶ腐っていましたが、今回はだいぶ状態が良いです。まだ原形を綺麗に残しています。

四角く切り抜かれているのはメド梃子を差し込む穴と、綱を通す穴です。

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こうしてみてみると、本当に今回の古御柱はキレイです。6年も土の中に埋まっていたといいうのに、切り出したときのノミの後まで確認できます。

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柱の底です。やはり大きい。

御柱祭で曳行の際に先頭になるのはこちら側です。

古御柱を抜いた後の穴の様子

これだけの柱が建っていたわけなので、かなり大きくて深い穴が開いているかと思いきや…

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意外と浅いです。

別の柱の穴もこんな感じです。

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大体1~1.5メートルほどの深さです。

チョッとこの穴の深さだけをみると不安になりますが、心配は要りません。

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別の場所にある御柱ですが、柱の下部に御柱を囲い支えるように杭が打たれていますよね。これが地中に2~3メートルほど埋まるため、問題なく柱を支えられるそうです。

御柱がないのは今だけ

諏訪大社をはじめ、諏訪の神社には御柱が4本ずつ建っています(数か所例外あり)。しかし、この御柱休めの時期だけは御柱がなくなるのです。

御柱は見られないけれど、今だけの特別な様子を見ることができる有り難いんだか有り難くないんだかよくわからない時期がちょうど今なのです。

上社の古御柱はこの後、八立神社という神社に運ばれ、神事を行った後に、新たなお役目が待っているのですが、それはまた別の話で。

 

御柱の地中部分や穴など、今しか見られない御柱と神社の様子を見るのも面白いと思います。お近くの方は見学なんていかがでしょう。今週末はいよいよ本宮の御柱休めも始まります。

 

では、また。