ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

朝活で登山。山頂で朝飯がてら、山コーヒー&山ごはんを楽しんできました【エクストリーム出社】

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このところ、仕事が忙しくてやりたいことが全くできずにいました。

とにかく遊びに行きたい。アウトドアなことがしたい。でも休みが取れないためになかなか時間が作れません。

このブログだって、もともとは地元の観光情報などを書いていきたかったのに、写真を撮りに行ったりする時間もなかなかとれずにいたために、「晩飯に〇〇喰いました。」みたいな、「どうでもいいわ!」って内容ばかり…

どうにかせねば…

そう考えて、ひねり出した答えがコレです。

朝活

今でも朝はジョギングをしていますので、その時間をもう少しだけ前倒しし、さらにジョギングではなく他のことに当てれば、満足はできないまでも、そこそこ楽しく過ごせるのではないかと考え、昨日、試しに実践してみました。

以下、タイトルのとおり、朝登山&山頂朝ごはんの様子です。

桑原城址 20分で登れる低山登山

朝6時。私はとある史跡に向かうため、登山道前にいました。国道20号線から霧ヶ峰へ向かうわき道に入るとそこはあります。

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戦国時代に諏訪氏が武田氏に攻められ降伏したのがこの桑原城です。桑原城は山城でした。これから城跡のある山頂を目指します。(桑原城に関しては別の機会に詳しく書く予定です。)

※追記:桑原城について書きました。

軽登山で自然を楽しむも良し、歴史ロマンを楽しむも良しの桑原城址 - ヘソで茶をわかす

看板にもありますが、ここから約500m、徒歩で20分ほどで山頂まで登れるという、超低山登山です。登山というよりハイキングというほうが適切かもしれません。

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整備されているので歩きやすいです。途中までは車でも行けそうです。

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砂利道を進むと、少し広めのスペースがあります。車で来られるのはここまでです。Uターンするためのスペースなのだろうと思います。

写真中央に階段状になった山道が見えます。ここを進んでいきます。

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私の登ってきた桑原口の他に、普門寺口というコースもあるようです。

ちなみにこの普門寺をさらに進むと、諏訪氏の居城であった上原城がありますので、このコースをとれば、武田氏に攻められた諏訪氏が通った道を進むようになるのかもしれません。是非一度歩いてみたいと思います。

桑原城は戦国時代の山城ですので、当然防御のための空濠などもあります。

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「アップダウンが激しいなぁ。」と思ったら、濠を歩いていました。実際に歩いてみると、ここを攻め落とすのは大変だろうと思わざるを得ません。

甲冑着てこの坂を歩くのでしょ? しかも上部から弓で狙われて…

いやぁ、お気楽なハイキングで良かった。

山頂到着

そうこうしているうちに山頂です。

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ちなみにポケモンGOのポケストップになっています。ここに1本だけポツンと。これを目的に登山をするか否かはあなた次第。

山頂には石碑や看板の他に祠もありました。

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周りには御柱が建っていましたが、まだ古い柱のようです。ちょうどいまくらいの時期に各お宮や道祖神などで御柱祭がおこなわれますが、ここではまだ行われていないようです。

桑原城址から眺める茅野と諏訪湖

山城だけあって見晴らしがよく、町が良く見えます。

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右側が諏訪市。左側が茅野市です。正面の山の先にある伊那地方へ向う杖突峠も見え、ここが軍事的に重要な拠点だったことがうかがえます。

反対側には諏訪湖も見えます。

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手前が諏訪市。湖の対岸が岡谷・下諏訪です。

ちょっと遠いですが、ここからなら花火も見えそうです。まぁ、夜中にここを登ってくる気にはなれませんが…

コーヒータイム

さて、低山とはいえ山を登り、景色も楽しんだところで本日の目的を達成できました。

しかしいまひとつ達成感が満たされない。何故か?

まだこれをやっていないからです。

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コーヒータ~~イム!!

山頂でコーヒー。至高のひとときです。

早速お湯を沸かしましょう。

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ここでウインドスクリーン(防風板)を忘れてきたことに気がつきます。

こういうやつです。

普段ならば大して問題にもならないのですが、この日は台風が接近中で、低山とはいえ遮蔽物のない山頂では風が強く火がなかなかつかない。

荷物と自らのカラダを壁にして何とか火を安定させて湯を沸かしました。

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安いドリップコーヒーですが、山頂で飲むと何故か極上の味に変わります。隣にあるのはプリンです。

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これ。オハヨー製のなめらかカスタードバニラプリン。四個入りのうちの一つです。

コーヒーには甘い物ですよね。

プリンを食べながらコーヒーをすすります。

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先には諏訪湖が広がっているはずなのですが… ボケちゃって分かりませんね…

しかし、山頂で諏訪湖と諏訪の町を眺めながらのコーヒータイムは最高でした。

 

 

これで終わると思った?

 

 

まだだ。まだ終わらんよ。

 

 

トランギアのメスティンでガパオライスを作る

コーヒーを飲んで一息ついたところで、朝ごはんです。

実はコーヒーを飲んでいる最中に、となりでご飯を炊いていました。

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こんな感じです。

トランギアのメスティンという飯盒とエスビットのポケットストーブ&アルコールの固形燃料でごはんを炊いています。詳しくは以前の記事をお読みください。

トランギアのメスティンとエスビットのポケットストーブで炊飯してみた - ヘソで茶をわかす

メスティンの上に缶詰を置いておけば自然とそれも温まります。今回はいなばの「とりそぼろとバジル」です。ガパオライスを作りたいと思います。

ガパオライスと言えば、目玉焼きをのせたいところです。と言うわけで焼きます。

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コッヘル(コーヒー用のお湯を沸かしていた鍋)の蓋をフライパンとして使います。

ある程度火が通ったところで、蓋をします。

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本来の使い方とは逆さですが、これで目玉焼きを蒸し焼きに出来ます。

そうこうしているとご飯もたけたようです。

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一合炊いてあります。

ここに先ほどのいなばの缶詰と目玉焼きをのせてガパオライスの完成です。

朝ごはんで山ごはんを楽しむ

ガパオライス完成図。

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野菜も食べないといけませんよね。そぼろの下に生野菜をしきました。運動と瞑想、そして野菜350gは欠かしません。はてなユーザーのたしなみです。

それではいただきます。

そぼろが辛くて美味しいです。卵のまろやかさと絶妙にマッチします。ご飯が進みます。

いや、ホント、この卵のまろやかさが辛さを緩和してくれて… 卵のまろやかさが…

卵が… 卵がない!!

辛い!!

朝から食べていい辛さじゃない!!

なにか、何かないのか? この辛さを緩和するものは。

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野菜追加しました。

本当は別途サラダとして食べる予定でしたが、これで何とかちょうどいい位の辛さになりました。

うん。これなら美味しい。

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ごちそうさまでした。

あっと言う間にペロリです。

やっぱり、山で食べるご飯は美味い!!

 

この後下山し、いつも通り9時には会社で仕事を開始しました。変わらぬ日常です。

検証の結果、まぁ、朝の時間を使ってそれなりに楽しむことはできそうです。これまでジョギングをしていたのをチャリンコで観光スポットまで行って写真を撮って来るなど、時間の使い方を少し変えてみても良いかなぁと思いました。

あと、そとで食べる朝ごはんは最高に美味しくて、ちょっとクセになりそうです。生活が破たんしない程度に、今後もたまにやろうかと思います。

 

では、また。