ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

新潟県三条市のソウルフード(?)「サバサラ」を食べてみた。

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少し前のことになりますが、よく読みに行っているブログで面白い料理の記事を読みました。

yururiururi.hateblo.jp

「サバサラ」初めて聞く料理です。なんでも新潟県三条市のソウルフード(らしい)です。キネマ・カンテツ座の方が考案したそうで、「あれ、ソウルフードって言うわりには最近できたレシピっぽくね?」と若干の疑問を抱きつつも、面白そうなので作ってみました。

 見た目が 大雑把 豪快すぎる

私がこの「サバサラ」に興味を持ったのはその見た目です。だって、料理と呼んで良いのかと突っ込みたくなるような姿なんですもん。

その姿について、作り方を追いながら説明します。

 

1.玉ねぎをみじん切りにします。(大きめの方が美味しい)

2.切った玉ねぎを酢水にさらす。

3.サバの水煮缶を開けます。

4.封を切ったサバの水煮缶の上に玉ねぎのみじん切りを山盛りにする。

5.サバ缶&玉ねぎの上にマヨネーズと醤油をかけて出来上がり。

 

以上、終わりです。レシピで想像がついたと思いますが、缶詰の上に玉ねぎのみじん切りの山が出来ているだけです。そんな料理。

凄いだろ。男の料理というか、ズボラ料理というか、ここまで来ると潔く感じます。

「嘘つけ。」って思ったでしょ? 私も上記の記事を読んだ時にそう思いました。でもね、公式ホームページもあるので見に行ってみてください。「マジだった!(笑)」ってなりますから。

sabasara.net

サバサラつくってみた

公式サイトのレシピを見て、作ってみました。

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何とも、凄いというか…

ただ、これ、美味いよ。ご飯にもお酒にも合う。何とも言えないB級の、いや、B級以下のジャンクな感じの美味しさ。母ちゃんに「お行儀が悪い!!」て怒られそうな、いや、100%怒られるであろう料理ですが、「良いから、食べてみなよ」と無理に食わせれば、ニヤニヤしながら、「もう一口よこしなさいよ。」っとなるであろうことは容易に想像できる。そんなダメな、しかし病み付きになる美味さ。

反省点

玉ねぎが辛そうに思い、小さく切りましたが、少し物足りなさを感じました。サバの味がしっかりしているので、ゴロゴロとした少し辛みのある玉ねぎの方が合うと思います。

ついでに、玉ねぎの量も、もっと山盛りで良かったと思います。サバと食べる玉ねぎ、美味しくて止まりません。

ソウルフードとかB級グルメとか

そう言えば、サバサンドが人気の米山のSAも新潟県でしたし、新潟の方ってサバ好きなんですかね?

このへんが分からないのですが、B級グルメという言葉が持てはやされ始めた頃から、アチコチにこの手の名物が登場しましたが、地元の人に愛されている、愛されてきた食べ物なのか、流行にのって作った物なのか。

地元諏訪にも「みそ天丼」なるものがあるのですが、「みそ」は諏訪の名物ですし、天丼に使われるワカサギなども諏訪湖の名産です。地元のB級グルメと言っても良いものなのでしょうが、昔から地元の人が食べていたかと言えば、そういう食べ物ではないんですよね。最近、考案されたご当地グルメって奴になります。

B級グルメって言葉と似ているものにソウルフードってのがありますが、どう違うのでしょう。これは、私の勝手な解釈なのですが、魂の食べ物というくらいなので、子供のころから食べている、地元民がみんな食べている、そんな食べ物なのではないかと思います。

そう考えたとき、諏訪のソウルフードって何になるんだろうか。

へそちゃが勝手に選ぶ諏訪のソウルフード

考えてみると、「結構、該当する食べ物多いなぁ」と思いました。今後、時々紹介していってもカテゴリー化できるくらいは美味しい、珍しいものがあるように思います。

ということで、第一弾。

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「塩イカ」

諏訪湖で獲れる名産(嘘)。

多くは日本海側で水揚げされるらしい。塩漬けにされており、塩抜きして食べます。

諏訪をはじめ長野県全域で食されているそうです。また岐阜などでも食べられているそうで、海なし県の海の味覚です。

お土産屋では扱っていないかもしれませんが、スーパーマーケットで買えますので、お越しの際はぜひお試しください。

さて、食べ方についても書くつもりでしたが、長くなりましたので、この続きは別の機会にします。

では、また。