ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

「最高の出会い」というカクテル言葉をもつキールというカクテルを初めて飲んだ【たくのみ。】

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2016/09/07更新の裏サンデー | たくのみ。第28話は香枝さん回。どちらかと言うと脇役になりがちな香枝さんにスポットが当たりました。

ある日、みちるが仕事から帰ると香枝がやたらとご機嫌でした。

「何かあったのかな?」不思議に思うみちるは、香枝のメイクや装いがいつもと違うことに気がつきます。

「こ…これはまさか…恋では!?」

真偽を確かめるため、みちるは仕事の先輩で香枝の親友でもある花森さんと二人、なぜかカップルに成りすまして香枝の職場に潜入します。

さて、香枝に恋人が出来たのか?

え?この展開は「たくのみ。」最終回近いの?

前回、ステラハウスで唯一の学生だった真も就職活動を終え、社会人への第一歩を踏み出しました。

そして今回は香枝さんに恋人が出来たのか疑惑。まさか、このまま結婚?

登場人物が次々と人生の節目を迎えるこの展開は最終回が近い証拠なのか?

心配しながら読み進めましたが、何のことはない、香枝さんのいつものはやとちり

職場に出入りしていた花屋に好意をもっていた香枝。相手も思わせぶりな態度をとっていた(ように香枝には思えた)ので、すっかりその気になっていました。

しかし、実は相手は彼女持ち。しかも少し前に婚約もしていたという。そんなことはつゆ知らず、ご機嫌で話をしていた香枝は彼の左手の薬指に指輪を見つけて崩れ落ちます。

尾行調査中で、現場を目撃してしまったみちると花森さんは振られた香枝さんを元気付けようと、いつもの様に飲み会を開きます。

キールの「カクテル言葉」は最高の出会い。

落ち込んでいる香枝さんに、花森さんが差し出したお酒はキール

キールとはカシスのリキュールと白ワインで作った食前酒にピッタリの甘口ワインカクテルです。

誰が決めたのか、花言葉のように「カクテル言葉」なるものがあって、キールのカクテル言葉は「最高の出会い」だそうです。

花森さんは失恋で落ち込む親友にのために、そんなカクテル言葉を添えて、キールを作ったのです。

「あぁ、何ていい話。」

ほっこりとしながら読み進めると、毎回お酒のウンチクを語ってくれる直ちゃんが登場。キールの由来を解説してくれました。

キールの由来は売れ残り対策

このキールと言うカクテル、フランスのディジョン市のフェリックス・キール市長の考案だそうです。

第二次世界大戦後、フランス・ブルゴーニュ地方ではワインの出荷が伸び悩んでいました。そこで、余剰在庫となっていたワインと、同市で作られていたカシスリキュールを使ってワインカクテルを作り、これを売り込もうということになりました。

市公認のカクテルとなったキールはPR活動の甲斐もあって世界的に普及することとなりました。

つまり、キールは売れ残り対策だったわけです。

 

「最高の出会い」から「売れ残り」

普段冷静な香枝さんの浮き沈みっぷりが最高に楽しく、可愛い回でした。

キールで晩酌

さて、マンガも読み終われば、次は実際に味わってみたくなるわけです。会社帰りに西友に寄ってカシスリキュールと白ワインを購入しました。

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基本的に甘いお酒は苦手なので、カシスリキュールなんて初めて買いました。

LEJAY(ルジェ)って銘柄です。なんでも、カシスリキュール=LEJAY(ルジェ)ってくらい日本では一般的らしいですが、すみません、初めて知った名前です。

カシスの最高品種を使用し、カシスの蕾のエキスを使用した伝統製法で作られていて、味の信頼性が高いそうです。

カクテルで使うので、「白ワインは安物でいいかな。」っと一番安いのをチョイス。300円台でした。

ダイコンと生ハムのミルフィーユ

ところで、このキールというカクテルにはどんな食べ物が合うのだろう?

食前酒として飲まれることの多いカクテルらしいし、それだけを楽しむべき?

いやいや、やっぱり何か食べたいですよね。

「ベースが白ワインのカクテルだし、ワインに合うものなら良いのかな。」と言うことで、冷蔵庫の中をガサゴソと漁ると生ハムを発見。

生ハムだけ頂いても良いのですが、それではあまりに芸がありませんので、少しだけ手を加えます。

薄くスライスしたダイコンと生ハムを交互に重ね、間に柚子の皮をちらしておきます。

しばらくすると生ハムの塩気でジワリジワリとダイコンから水が出てしんなりと柔らかくなります。

ダイコンが柔らかくなったら、重ねたダイコンと生ハムを半分に切ってお皿に並べ、上からブラックペッパーとオリーブオイルを少々。

これでダイコンと生ハムのミルフィーユの完成です。

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お皿にバルサミコのソースを垂らすと、何となくソレっぽい料理に見えます。

ソースのつくり方は以前に記事にしたので、興味のある方は以下のページをご覧ください。

いつもの料理を絶品に変えるワインビネガーを使ったお手軽ソースのつくり方 - ヘソで茶をわかす

 

 

このダイコンと生ハムのミルフィーユは私の数あるおつまみメニューの中でも、簡単で直ぐに作れる上に、ビックリするほど上品で美味しいと友人らに好評です。料理が苦手な人でも失敗なく作れると思いますので、是非お試しください。

キールを作って、いざ晩酌

今晩の主役、キールを作っていきます。

キールなんて初めて作ります。というか、このカクテルの名前も初めて聞きました。いや、聞いたことはあったかもしれません。ただ、甘いお酒には興味がなかったので記憶にはなかったです。

「たくのみ。」の中で紹介されているとおりに作ってみました。

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まず、グラスにキールを注ぎます。

ここによく冷やした白ワインを注ぎます。ワインとキールは4:1。

以上終わり。

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はい。こんな感じで晩酌の準備整いました。

キールの見た目はまるで赤ワインですが、甘酸っぱくて食前酒にはピッタリな感じです。とても美味しい。

なんでも試してみるものですね。「リキュール=甘い」という発想から、この手のカクテルは敬遠してきましたが、勿体ないことをしていました。これだけ美味しいと他のものも試したくなります。

スイスイと飲めてしまう味なのですが、意外とアルコール度数は高いので注意が必要になりそうなお酒です。

 

「いいちこがあればご機嫌。」「ビールがあれば幸せ。」「お酒は混ぜ物無しが一番うまい。」そんな私がこんな小ジャレタお酒を飲もうとは… それもわざわざ自分で作って。

「たくのみ。」読んでいなかったら絶対に出会うことのなかったお酒だと思います。そういった意味では、この漫画は私にとって「最高の出会い」なのかもしれません。

などと、無理やり今回のマンガの内容にこじつけてみたのですが、さすがに言い過ぎです。それから、折角準備したダイコンと生ハムのミルフィーユには、残念ながらイマイチ合いませんでした… この出会いは失敗でした。

では、また。