ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

今日は宝殿遷座祭、明日から下社の里曳き【御柱祭】

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諏訪大社の御柱祭もいよいよクライマックスです。

今日は下社では宝殿の遷座祭がおこなわれました。私も見に行きたかったのですが、あいにく仕事を抜けられず、残念ながら今回も観覧できませんでした。次回、7年後こそは見てみたいものです。

上社の場合は里曳きが終わった後に、今回であれば6月15日に行われる遷座祭ですが、下社は里曳きの前に行われるんですね。私、下社も里曳きの後のような気がしていました。

さて、宝殿遷座が終われば、次は里曳きです。下社では明日から3日間里曳き祭がおこなわれ、先週の上社に続き、下社にも新しい御柱が建てられます。

下社里曳きは御柱ビキナー向け

以前にもこんな記事を書きました。 

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この記事でも書きましたが、下社の里曳きは上社に比べて観覧しやすく、おススメです。

諏訪大社下社はJRの下諏訪駅から徒歩で10~15分ほどで行けますし、曳行とともに行われるイベント等も駅から直ぐ近くで行われます。

また、諏訪市や岡谷市の場合、観光施設等が市内に点在しているのですが、下諏訪の場合は下社を中心に集中してありますので、徒歩での観光に向いた町と言えます。ですから、お車ではなく、電車で来られることをおススメします。

ちなみにお車で来られた場合は臨時の駐車場がございますが、有料(3000~5000円)ですのでご注意ください。

それから、「折角だから格好から御柱を楽しみたい。」とお考えの方がいましたら、是非、おススメしたいものがあります。 

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これね。この記事で紹介したヨイサ!シャツ。これが春宮近くの化粧屋という美容院で販売されていますので、是非どうぞ。

「ヨイサ!シャツ」講評販売中 – 髪処化粧屋

 

見どころ沢山の下社里曳き

下諏訪は中仙道と甲州街道の交わる宿場町。その上温泉街でもあります。昔から多くの旅人が行き交う町でしたので、そんな人たちを楽しませる術を心得ています。

御柱の曳行や木遣りなど、御柱自体も勿論楽しんでいただきたいですが、その周辺で行われる出し物にも注目です。

触れ太鼓、消防音楽隊による演奏、騎馬行列、長持ちなど、いろいろと準備されているそうです。

里曳きでも木落し

木落しと言えば山出しの見せ場ですが、実は下社の御柱の場合、里曳きにも木落しがあります。

注連掛(しめかけ)から御柱の曳行がスタートしますが、1,25㎞ほど先の春宮に入る際に、春宮木落しが行われます。坂の高さや斜度は山出しの際の木落し程ではありませんが、周りに木々があるため、綺麗に落とすのは難しいそうです。

ただ、春宮境内で行われるため、氏子以外が見ることは難しいかもしれません。

建御柱

里曳きのフィナーレ、建御柱。春宮・秋宮に建てる合計8本の柱を3日間に分けて建てることになります。

以下は予定ですので参考にしてください。

 

14日(土)

春宮一(15:30)

15日(日)

春宮四(9:00)

春宮二(10:00)

16日(月)

春宮三(10:00)

秋宮一(10:30)

秋宮二(11:30)

秋宮三(12:00)

秋宮四(16:30)

 

あくまでも予定です。予定がズレることは割とよくあります。というか、ズレます。

こちらもお宮の境内で行われるので、氏子以外が近くで見ることは難しいと思います。

パブリックビューイングもあるよ

狭いお宮の境内に大勢の人が入ることはできませんので、建御柱はパブリックビューイングで観ましょう。

パブリックビューイングは以下の場所に開かれます。

  • JR下諏訪駅前
  • 下諏訪総合文化センター
  • おんばしら館よいさ
  • 門前ひろば食祭館

いずれも3日間、7:00~20:00に開かれています。

建御柱の際に行われる冠落しという神事があります。これは御柱の先端を三角に切りそろえるものなのですが、これなどは境内に入れたとしても、相当御柱の近くまで行かなければ見られないものです。

こういうなかなか見ることのできない神事もパブリックビューイングでならしっかりと見る事が出来ます。

美味しいものでも食べながら、大型モニターでゆっくりと建御柱を観覧しませんか?

ボランティアで参加

日曜日はボランティアの会場のスタッフとして祭に参加予定です。明日も見に行きたいし、最終日の建御柱も観たいですけど仕事があるので無理っぽいです。

ですから、日曜はボランティアしながらも、祭りの空気は存分に味わってきたいと思います。

皆さんご無事でお願いだ

御柱の木遣りでこんなフレーズがあるのですが、本当に、無事に終わるといいなぁと思います。

上社の建御柱では撤収作業中に事故があり、残念なことになりましたので、下社ではそういったことが無いように、みんな無事で笑顔で祭を終われることを切に願います。

家に帰るまでが御柱です。最後まで気を抜かずに安全で楽しい祭りにしましょう。

 

では、また。