ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

キャプテンスタッグの折りたたみ式の焚火台、カマドスマートグリルB6型を買ってみた

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2週間ほど前にホームセンターで購入しました。

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CAPTAIN STAGのKaMaDo(キャプテンスタッグ コンロ 焚火台 折りたたみ カマド スマートグリル B6型)です。

最近発売されたツーリングやソロキャンプで使うのに便利な小型の焚火台なのですが、「良いなぁ、買おうかな。」とか思っているうち売り切れになってしまい後悔していたのですが、偶然立ち寄ったホームセンターで発見し、慌てて購入しました。

大人気の小型焚火台 KaMaDo

ファミリー層のキャンプなどには全く必要のないアイテムでしょうが、このサイズで折りたたみが可能な小型焚火台はツーリングファンや、ソロキャンプファンには結構人気があります。

既存のものですと笑'sのB6君や、ロゴスの焚き火 バーベキュー ピラミッドグリル・コンパクトあたりが人気の定番アイテムでした。

私も当初はこのロゴスのバーベキューピラミッドグリル・コンパクトを購入しようと考えていました。

ところが、いざアマゾンで購入しようとしたところ、関連商品にこのキャプテンスタッグのカマド スマートグリル B6型を発見してしまい。

「これ良いなぁ。こっちの方が良いかも。」と浮気してしまい、どちらを買うべきか思案する日々が続きました。

そして、悩みに悩んだ結果、CAPTAIN STAGのKaMaDo(キャプテンスタッグ コンロ 焚火台 折りたたみ カマド スマートグリル B6型)にしようと決意しました。

ところが!!

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(2017.4.23現在)

なんということでしょう…

KaMaDo、人気爆発!! 売り切れちゃいました。

6月の初旬まで手に入らないそうです。 

良いと思ったら、グダグダしてないで直ぐ買わないとダメですね。

酷く後悔しながら6月の再販売を待つつもりでいました。そんなとき、ホームセンターでコレを発見したわけです。もちろん即購入です。

カマドスマートグリルB6型を開封

内容物の確認

開封して内容物を確認してみましょう。

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非常にシンプルな構成です。細々としたパーツや複雑なギミックがないこともこの商品の特徴であり人気のポイントだと思います。

簡単なつくりのものほど壊れづらく、扱いも楽なものです。私はアウトドアで使うものを購入する際はこの点をもっとも重視しています。

本体を折りたたみ、その間に五徳などのパーツをはさみ、付属のポーチに収納します。

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各パーツがスッキリと本体に収納できて気持ちが良いです。この状態でポーチにしまいます。

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屋外で使うものですから、簡単に、そしてキレイにしまえるのはとても有り難いです。

組み立ててみる

パーツを眺めていても仕方がありませんので、とりあえず組み立ててみましょう。

まずは本体を立てます。

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このままでは不安定ですから、ゴトクと炭受けを本体に装着して固定していきます。

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炭受けにはこのようなツメがついています。

これを本体側面の長方形の穴にかけて固定します。

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炭受けを固定するとこのようになります。

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この炭受けの上に目皿を乗せて、薪などの燃料の下にも空気が回るようにします。

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前述の笑'sやロゴスの商品では、薪などの燃料は上部から、つまりゴトクやBBQ網を外して投入せねばならず、調理の際に不便なのではないかと想像できます。その点、このKaMaDoでは側面からどんどんと薪を追加投入できますので、調理はしやすいのではないかと思います。

さらに、この写真でも確認できますが、側面の上下部に二つづつ切れ込みがあります。

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この側面上部にある切れ込みにゴトクをはめ込みます。

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これでKaMaDo完成です。

組み立ては非常に簡単で数十秒で完成です。特別な道具は必要なく、ネジなどの細かい部品もありません。それでいてシッカリと安定していて、とても安心感のある作りです。

「上手いこと作ったなぁ。」と感心するばかりです。

サイズ・重量の確認

スマートグリル B6型と名乗るだけあってコンパクトです。もちろんB6サイズ。

組み立てた状態のサイズは幅200×奥行125×高さ180mmほど、収納時のサイズは幅200×奥行125×厚さ35mmで、収納バックに入れると幅240×奥行180×厚み35mmほどです。

と言ってもピンとこないものですよね。私もアマゾンでスペック表見てもイマイチ想像がつきません。というワケで、比較対象物を置いて確認してみましょう。

まずは組み立てた状態。

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500mlのペットボトルと比べて、こんなものです。こうして並べると、ホント小さく感じます。

上から見るとこんな感じです。

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幅は500mlのペットボトル2本分くらいでしょうか。とても小さいです。どう考えても1人用です。

次、収納時のサイズです。

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カマド スマートグリル B6型の名は伊達じゃないです。B6サイズの英単語帳と同じサイズです。

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収納時の厚みもこのとおり。ホント、コンパクト。

ちなみに、本体内部にはまだ収納スペースがあります。小物を一緒に片付けるくらいなら出来るでしょう。

重量はアマゾンにあるスペック表では760gということでしたが、どうでしょう。

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全てのパーツを収納ポーチに入れた状態で測ってみましたが、スペック表より30gほど軽いようです。

ステンレス製なので、小型のクッカーの中では特段軽いというワケではありませんが、まぁ、許容範囲かと思います。

購入の理由ともなったポイント

ゴトク部分が便利

このゴトクには表裏があって、それぞれ別の使い方があります。

 

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どちらが表なのかは分かりませんが、こちらの接合部が下方になる置き方をした場合、

ゴトクが本体よりも低い位置になってしまいます。

ですからスキレットなどのクッカーを置くには適しません。

では、どのように使うのか?

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このようにゴトクの内側にBBQ網を入れると、ゴトクの凹んだ部分にピッタリなのです。これなら網が不安定になることはありません。

加えて、わずかに本体の方がアミよりも高さがありますので、食材が転がって下に落ちてしまう様な心配もいらないわけです。

ゴトクをひっくり返します。

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接合部を上にすると、本体と高さが揃います。

クッカーを使って調理する際はこちらの面を使うわけです。髙さが揃っているので、調理器具をスルスルっと横移動させたりもできるのです。

このゴトク、非常に考えられた作りだと感心しました。

側面からの焚火の揺らめきを楽しみながら燃料投入

たぶん、購入に至った一番のポイントはコレだと思います。

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(参考:キャプテンスタッグ公式サイト)

最近購入したSoloStoveもそうなのですが、ネイチャーストーブとか、焚火台って使用中は当然燃料を追加投入していく必要があります。

で、これが意外とメンドクサイ。燃焼時間の長めの炭火や大型の焚火台ならば良いのでしょうが、小型の焚火台やネイチャーストーブで小枝などを薪として使った場合は燃えてなくなるまでの時間が非常に短い。結構頻繁に追加しなければいけません。

その都度クッカーやBBQ網をどかして燃料を追加していたのでは、料理や食事をのんびり楽しめません。それに、クッカーが邪魔になって炎もあまり良く見えません。

その点、このKaMaDoは側面が開けていて、燃料の追加投入は簡単ですし、炎の揺らめきを楽しめそうです。火力には不安がありますが、ノンビリと焚火を楽しむには良いのではないかと思うのです。

KaMaDo(カマド スマートグリル)をチョッと便利に改造

そのままでも十分に便利に使えそうですが、少しだけ改造します。

小さいのは持ち運びには便利ですが、いざ使う時には不便も考えられます。100円ショップでそろう商品で使い勝手を向上させてみました。

小物置き

近所の100円ショップ(ダイソー)でネットフックを購入しました。

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これをカマド スマートグリルの本体側面に引っかけ、その上に焼き網を置いて小物置きとして使います。

ネットフックはこのまま使っても良いのですが、フックの下を奥に曲げて、本体にある空気穴にはめ込むようにすると、グッと安定感が増します。

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また、フック部分も上方へまげて水平にします。

上記の動画では素手でも曲がると言っていましたが、結構固いのでペンチ使いました。

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こんな具合で使います。

この折り畳み式のフォークとスプーンもダイソーで購入しました。こういうのちゃんとした奴買うと結構良いお値段なのですが、これ、セットで100円です。

ダイソーには久しぶりに行ったのですが、アウトドアグッズの品揃えがスゴク良かったです。このほかにもカマド スマートグリルやソロストーブとの相性の良さそうな小型のスキレット購入しました。

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100円ショップでアイテム揃えてアウトドアってのも楽しいんじゃないですかね。

薪受け

こちらも100円ショップのネットフックとバット用のアミを利用して作りました。

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こうしておけば、少し大きめの薪でも小さく切断することなく利用できます。

カマド スマートグリルにピッタリのサイズのアミがあれば良かったのですが、見つからなかったので少し大きめのものを使っています。

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こうしてフックをアミにもかけて、カマド スマートグリルの炭受け皿に引っかけます。

安定はしていますが、本体の炭受けと少し髙さが違うのと、見た目にスマートではないので、ピッタリサイズのものが見つかったら作り替えたいとことです。

【追記】お一人様用丸焼き機

カマドスマートグリルを購入後、上記の改良以外にもいろいろと工夫し、アウトドアクッキングを楽しんできました。

そんな中でも最高に楽しかったのがこちらです。

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ソロキャンプ用の丸焼き機です。

肉の塊をグルグル回して焼きます。

子供の頃にアニメやゲームなどでこんなシーンを見て、「美味しそう。」「やってみたい。」と思ったことありませんか?

カマドスマートグリルの両側にある、肉を刺した串を支えている追加パーツのは100円ショップのブックスタンドを利用したものです。

ブックスタンドを折り曲げ、その隙間でカマドスマートグリルの側壁を挟み込むようにして立っています。

これも簡単な工作で機能追加できます。詳しくは記事にしているのでご覧ください。 

www.hesocha.com

 最高に楽しい非日常を味わうことが出来ます。

こんな使い方もありかもしれない

小物置きや薪受けなどを造っているうちに閃いたのですが、こんなのどうでしょう?

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YouTubeでカマド スマートグリル絡みの動画を検索すると、ガスストーブなどとセットで使っている方がいました。防風板と五徳を兼ねるので便利だということです。

ならば、同じ使い方でソロストーブ使ってもよさそうです。

クッカーが炎から遠くはなりますが、これなら燃料の追加投入は簡単ですし、炎を楽しみながら調理も出来ます。

「あぁ、これはありだな。」

とも思ったのですが、わざわざ調理道具を2つ持ち歩いて、一つ分しか役にたたないのでは勿体ない。

ならば、いっそのことこれはどうだろうか?

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意外とシックリきた。

少し手直しする必要はありそうだけれど、これはこれでアリな気がしてきた。これなら燃料の追加も楽ちんです。

ご飯を炊きつつおかずを作ったり、お湯を沸かしたりと同時並行で調理ができるうえ、燃料は同様に薪だけで良い。

カマド スマートグリルで焼き鳥かおでんでも作りながら、これで熱燗やろう。炎が遠くなるので多分火加減も丁度良いだろうし。

あぁ、ヤベェ、スゲェ楽しそう。

オラ、ワクワクしてきたぞ。早くゴールデンウィークにならないかな。

では、また。

 

記事内で紹介のカマドスマートグリルは旧型の物です。

最新のカマドスマートグリルでは用途に合わせて炭受けの高さが3段に調整可能になりました。また、色違いの限定品やワンサイズ大きいB5のものも販売されています。