ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

離れ離れの夫婦イチョウ

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紅葉のシーズンなので、綺麗なイチョウでもとおもい写真を撮りに行きましたが、チョッと早かったみたいです。見ごろは11月初旬のようです。

仏法寺(佛法招隆寺)の雄木のイチョウ

この時期、国道20号を車で移動していると四賀のセブンイレブン付近で目に飛び込んでくる大きなイチョウの木。

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佛法紹隆寺の境内にあるイチョウだ。仏法寺のイチョウと呼ばれることが多い。目通り幹周4m、樹高30m、樹齢は推定220年という諏訪市内最大のイチョウの木。

紅葉のシーズンには夜間ライトアップもあり、既に準備されていた。

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イチョウは雌雄の区別のある木であることは良く知られているが、この大きな木は雄木で、銀杏はならない。

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下から覗き込むと、いく本もに枝分かれした太い枝があり、幹の太さと樹齢の長さをを感じる事ができる。

そうそう。このお寺、庭園がとてもきれいなことでも有名です。

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丁度、お庭のお手入れ中だったため、今回の写真はこれだけですが、いつか、このお寺の詳しい紹介もしたいと思います。

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それにしても本当に、大きくて立派です。

このイチョウには面白い伝承がある。実はこの木には奥さんがいるそうだ。5mほど西に雌木があるのだが、これではない。この木がたっている仏法寺から5kmほどのところにある大祝邸にある雌木がそれらしい。

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といういことで、大祝邸(大祝屋敷)のイチョウも見てきました。

大祝(おおほうり)屋敷の雌木のイチョウ

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これが大祝屋敷。入り口の門は風格がある。っが、見学ができる中の屋敷は割と普通な住宅です。

見学用の遊歩道を進むと大きなイチョウが目に入ってきます。もっとも、今の時期だと、視覚的にイチョウに気が付く前に、大量の銀杏の匂いで嗅覚的に気が付きます。

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この木と仏法寺のイチョウとが夫婦のイチョウだそうです。もちろん言い伝えで。

葉はまだ青かったですが、丁度、銀杏は良く落ちる時期のようで、そよ風程度の風でも大粒の銀杏が雨のように降り注いできました。

この木もとても大きく、目通り幹周は約3m70㎝、樹高が約23m、樹齢は推定200年だそうです。市内にあるイチョウの木の中では、仏法寺のイチョウ、つまり旦那様の次に大きく、雌木としては市内最大だそうです。