ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

冬キャンプで中国製アウトドア用薪ストーブに火入れ式

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今更で申し訳ないのですが、ほぼ1か月前のことを記事にします。

お正月休みを利用してキャンプに行ってきました。冬キャンプってやつです。

昨年購入した中華製のアウトドア用薪ストーブとポーランドのポンチョテントを試そうと前々から計画しておりました。 

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キャンプと言えば普通は夏にやるものですが、冬の寒空の下で行う冬キャンプも、これはこれで趣が違って楽しいものです。

そんなわけで、数回に分けて冬キャンプの様子をお伝えします。

ポンチョテント設営&薪ストーブの仮設置

2018年1月1日。早朝に諏訪大社の本宮で初詣をすますと、すぐにアウトドア用の薪ストーブやポーランド軍のポンチョテントなどのキャンプ道具を車に積み込み、冬キャンプに出掛けました。

ポンチョテントの設営

好天に恵まれ、比較的暖かな日でしたが、そうはいっても元旦。季節は冬。時折吹く風は冷たく、ボーっと突っ立ていると寒いですので、すぐに寒風を遮るためのテントを設営しました。

私のテントはこれの色違い。2枚のポンチョをつなげてテントとして使います。

これがあるだけでだいぶ違います。色が暗い色なので太陽の光をよく吸収するようで、暖房を入れなくてもテントの中はほんのり温いです。

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地面が凍っていたため、ペグを打ち付けるのに少し手間取りましたが、それでも設営は非常に簡単で、5分ほどでテントを張れました。

前回はポンチョを裏返してテントにしましたが、今回はポンチョの表面をそのままテントの表にしてあります。ポンチョのフード部分が見えるのがポイントです。

ポンチョの表裏どちらをテントの表面にするべきなのか、このポーランド軍のポンチョテントの愛好家の間でも論争になっているようですが、どちらも普通に張れましたし、正直、どっちでもよくないですかね。好みの問題ってやつですよね。

テントによって個体差もありそうなので、実際に張ってみて、しっくりくる方にするというのが正解だと思います。

私のポンチョテントの場合、裏面をテントの表にした時の方が、テントの頂上部分のおさまりが良かったです。ですので、表裏ひっくり返して使うことになると思います。

 

アウトドア用の薪ストーブをポンチョテントにインストール

テントも張り終えたので薪ストーブをテント内に入れてみます。

テントから煙突を出した薪ストーブ

テントから煙突を出した薪ストーブ(前回)

前回、テントの試し張りに行った際は上の写真のようにテントの穴(ポンチョの腕を通す部分)から煙突をただ出しただけでした。

ですが、この場合煙突がテントに直に触れてしまいます。煙突は高温になりますから、テントが焦げたり、最悪は燃えてしまうようなこともあり得ます。

そこでテントと煙突が直に触れないように多少の工夫をしてみました。

自作の煙突ガード

自作の煙突ガード

薪ストーブの煙突とテントがの間に自作の煙突ガードを挟みます。昔ニトリで買ったキッチン用のツールスタンドの底を切り抜いて作りました。これを煙突の天辺からワイヤーで吊るしてあります。

ただ、少し問題がありまして、外から確認した時には「よしよし、計画通りだ」と満足していたのですが、内側から覗いたらこの通りなんですよ。

ダンパーに触れてしまう煙突ガード

ダンパーに触れてしまう煙突ガード

薪ストーブの火力調整用のダンパーに触れてしまっているんですよね。もう、ほぼ乗っかっているような感じ。

使用に差し障ることはなさそうですが、どうにも収まりが悪い。

ポンチョの腕を通す穴を煙突穴として利用していますが、ここではなく、ポンチョとポンチョのつなぎ目から煙突を出すようにした方が良いかもしれません。

ただその場合、薪ストーブがテント中央部に陣取るようになるのでテント内のレイアウトが難しそうです。 

 

ソロキャンプから友人とのキャンプに予定変更

一通り設営が済んだところで、知人が合流。

以前にも当ブログに登場した酋長(通称)が、アウトドア用の薪ストーブを見てみたいということでやってきました。

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来るなりアウトドア用の薪ストーブに興味津々。結局彼も冬キャンをやるということになりました。

私はポンチョテントでソロキャンプする気満々だったのですが、酋長が持参の大きめのテントで一緒に薪ストーブを使いたいと提案。

この酋長の家には薪ストーブがあって、「普段から使い慣れているから任せろ‼」と自信満々だったので、「まぁ、使い方教えてもらうのも悪くないか」ということで、当初の予定を変更。

ですので、ポンチョテント&薪ストーブでの利用はまたもや持ち越しとなりました。

 

さて、こちらが酋長が愛用しているテント。メガホーンです。結構有名で愛好者の多いテントですよね。

奥にある私のポンチョテントが本当に小さく見えます。

メガホーン

メガホーン

このメガホーン。上部にあるはずのベンチレーター部を取り外してあります。

「ここから煙突を出せばよい」というのが酋長の案なのですが…

流石に煙突穴でかすぎねぇか?

構造的にも暖気がすべて逃げて行ってしまいそうだが…

正直、不安しか無いが、まぁ、薪ストーブ利用者の言を信じよう。

 

薪ストーブ火入れ式

さて、設営も済んだので薪ストーブの火入れです。

いきなりテントの中で使ってもよかったのですが、その前に試しておきたいことがあります。

私の購入したこの中華製の薪ストーブですが、以前の投稿でも書きましたが、下の広告の写真でもわかるように、薪ストーブの天板を取り外してBBQコンロや焚き火台としても利用できます。

このギミックの故障のために前回は使用することができませんでしたが、修理を終えて(いや、交換してもらったのかな?)手元に戻ってきました。

折角ですから、この因縁のBBQコンロを利用しないわけにはいきません。

いきなり太い薪に火をつけるのは無理なので、枯葉や細い枝を拾い集めて点火します。

薪ストーブBBQコンロバージョン

薪ストーブBBQコンロバージョン

見る見るうちに火が強くなっていき、炎が立ちます。

炎で暖を取りつつ、食材を焼いていきましょう。季節外れのBBQです。

 

薪ストーブを焚き火台として使ってのBBQ

季節外れのBBQと先に言いましたが、訂正します。季節感ならありました。これは年末に行った大掃除の延長です。

冷凍庫の奥底から発掘された食材

冷凍庫の奥底から発掘された食材

この子たちは大掃除の際に冷凍庫の奥底から発掘された食材たちです。

昨年の夏に運営する学習塾でBBQをやったのですが、その時の残りです。そのうち食べようと思って冷凍して、ついにはその存在を忘れられていたかわいそうな食材たちです。

帆立貝

帆立貝

冷凍焼けしてパサパサしないかと心配もしましたが、4か月程度なら大丈夫みたいですね。帆立貝がジューシーで美味しいです。醤油と酒をひとたらし、あとは焼くのみです。特別な味付けなんぞ不要。

スルメイカ

イカちゃん

イカもプリップリで美味しい。

さらに季節感のないものが続きます。

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やっぱりこのトウモロコシも夏に食べようと思っていてそのまま冷凍庫の底に封印されてしまっていたものです。

 

ところで、上の写真を見て変に思ったことありませんか?

バーベキュー用の網が変な設置のされ方ですよね。

これ、私の単純なミスのせいです。

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本来はこの炭受けを使わなければいけません。

この炭受けを使うとピッタリと網がセットできるのですが、そのまま焚き火台のようにに薪を入れて使ってしまいました。

 

ビール飲んじゃったので帰れません 

この後も数種類の食材を焼いては食べていました。

で、やっぱり美味しいものを食べるとお酒も欲しくなるわけで、ビールをグビグビ。この日はノンアルコールじゃないよ。

自然の中で飲むビールは本当に美味しい。写真撮るの忘れるくらいに美味しい。

実は昨年は秋ごろから禁酒をしていて、実に数か月ぶりのビール。

あぁ、本当に美味い‼

 

あぁ、飲んじゃった。もう帰れないよ。車運転できないもん。

そう。これは覚悟の一杯。

これでもし夜、

とんでもない大寒波に見舞われても寒くて死にそうになっても、

薪ストーブが意外と大したことなくて寒くて凍えそうになったとしても、

やっぱりテント上部の穴広すぎんだろ、寒いわボケ‼ってことになっても、

耐えて朝を待つしかない。

果たしてへそちゃ&酋長は凍死することなく無事に下山することができるのか?

出来ていなかったらいったい誰がこの記事を書いているのか?

と、言ったところで次回に続く。

 

では、また。