ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

スイッチ付器具一体型LED蛍光灯がコスパ良すぎる

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最近、運営する教室用にLED照明を購入したのですが、これが非常にコストパフォーマンスが良く、点灯させる度に「あぁ~、いい買い物したなぁ」と満足しています。

 

いや、まだだ…

まだ満ち足りんよ。

そうだよ。この素晴らしさを私だけが独占してよいはずがない。

こんなことで満ち足りていてはいけない。

みんなに伝えなくては…

誰かに、誰かに話したくて仕方がない…

 

という訳で書きました。

 

おお、ウラガン、あの照明をキシリア様に届けてくれよ、あれはいい物だ。

パーソナルブースタイプの学習机(キャレルデスク)上部に棚板を付けてみたが…

中高生の夏休みも終わり、運営している学習塾ではいよいよヤル気の火の付いた受験生たちが連日のように自習席で勉強を頑張っています。

こういうヤル気って伝播していくもので、一人が頑張りだすとその友達が、その友達が頑張りだすと更にその友達が… と瞬く間にみんなが受験モードに変わっていきます。

こうなってしまえば、こちらは大した労力も掛けずにドンドンと成績が向上しますので実に有り難いことです。

ただ、ちょっと困ったこともあって、自習席が埋まるくらいに生徒が来ると荷物の置き場所がないんですよね。

普段であれば空いている席に荷物をおいて置けるのですが、最近はその余裕がない。通常、足元に置いておくのですが、学校帰りに塾によっていく生徒らは手荷物が多く、スペースが足りません。また、床に置くと荷物を蹴ってしまったり、それに躓いたりと不都合もあります。

という訳で、久しぶりのDIY作業となりました。

私の教室ではパーテーションで個別に仕切られたブースタイプの学習机を自習席に使っています。キャレルデスクとか、個人ブース、パーソナルブースとか言う場合もあるようですが、図書館などでもよく見かけるこういうタイプの机です。

 

自分の勉強に集中できるように左右にパーテーションがありますが、上部には何もありません。今回はこの上部スペースに荷物を置けるように棚板を取り付けようと思います。

色々と検討した結果、パーテーションを利用して棚を取り付けるのが楽だろうということになりました。

まぁ、要するに、左右のパーテションの上に棚板をすのこ状に並べて固定するだけです。

当初は作業の様子も記事にしようとか思っていたのですが、大した事ない作業すぎて面白味にかけるので省略します。

いきなりの完成です。

こちらです。

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1X4材をすのこ状に組んでいます。4mほど必要なため、途中で連結させていました。

暗い!!そんな時はコスパの良い一体型のLED照明

さて、荷物置き場としての棚は完成しました。 

目的であった荷物置き場の確保はできましたので、一応はミッションクリアと言えるでしょう。

しかし、棚を取り付けたことで新たな問題が発生しました。

これです。

 

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暗すぎる。

当たり前のことですが、棚が影を作り出してしまい学習スペースが真っ暗です。

これでは生徒たちが目を悪くしてしまいます。

なんとかしないと…

 

もちろん準備はしてあります。ここからが今回の本題。LED照明の登場です。

私が購入したのはこちらのシリーズのLED照明。

 

REUDO社製のスイッチ付器具一体型LED蛍光灯です。

通常の照明のように蛍光管と本体がバラバラになっていて、蛍光管を交換できるものではなく、一体型のものです。

私が買ったのは同シリーズの800ルーメン 消費電力9Wのものだったのですが、今確認したら10本セットのものしかなかったです。

私買ったときには1本からでも売っていたのになぁ… 

 

REUDOのスイッチ付き器具一体型LED蛍光灯は軽い

商品が届いてまず驚いたのが軽さです。本当に驚きの軽さです。

結構な本数を購入したのですが、宅配便のドライバーさん(女性)が軽々と商品を持ってきたので、「え!?コレだけですか?」って配送ミスを疑ってしまいました。

手渡された段ボール箱もビックリするほど軽くて、ちょっと心配しながら箱を開けましたが、ちゃんと購入しただけLED照明が入っていました。

試しに重さを測ってみたのですが、LED照明一本あたりの重さはこんなものです。

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たったの91g!!

驚きの軽さです。

今回は生徒の使う自習席用に使っているので、万が一のことがあっても困るのでシッカリとネジ止めしていますが、このくらいの軽さなら両面テープで止めても大丈夫そうです。

この軽さならば通常のLED蛍光灯では考えられない場所に取り付け可能でしょうから、アイデア次第で、いろんな所でいろいろな使い方ができそうです。

 

LEDは透光カバーがポリカーボネートだから安全

大人が使う分にはそんなに気にしなくてもよいのかもしれませんが、子供が使うとなれば話は別です。

自習に飽きたイタズラ好きの生徒が蛍光管をイジり、落として割ってしまうなんてことは容易に想像できます。

また、今回は照明を取り付ける棚板の上には荷物を載せますので、使っているうちに荷物を載せた衝撃で蛍光管が外れるという可能性だってあります。

その点、蛍光灯と違い、このLED照明はガラス部分がありません。透光カバーの材質はポリカーボネートです。耐衝撃性・耐熱性・難燃性に優れているうえ、LEDが発する光を遮りません。

万が一、大地震などで外れて落ちるようなことがあっても、割れにくく床に破片が飛び散らないため、怪我をするようなことはありませんし、避難時のリスク軽減にも貢献してくれるでしょう。

そもそも今回購入したLED照明は一体型のものなので、シッカリとネジで固定してしまえば蛍光管部分が外れて落ちるようなことはまずありません。

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このような取り付け器具とコンクリート・アンカーがついてきます。これらで固定すれば滅多なことはありません。

最近のLED照明は安い

長いこと電球や蛍光灯で育った世代ですからLED照明は高いものというイメージがあります。実際、数年前までは結構いい値段がしました。

でもね。最近は随分と安くなったんですよ。いやぁ~、アマゾンで商品探しながら驚いちゃいましたね。

今回私は10本セットのREUDO社製のスイッチ付器具一体型LED蛍光灯を購入しました。

お値段は12,000円。1本あたり1,200円です。これは安い。

ただ、器具と一体型のLED蛍光灯なので使い捨てになりますから、使っていくとかえって割高になるのではないかと気にはなります。

しかし、後述もしますがLEDは長寿命です。おそらくは4,5年は利用できることでしょう。今回買った商品には一応2年保証がついていましたから、最悪でも2年は大丈夫なのだと思います。そう考えれば、十分にお買い得と言える範囲なのではないでしょうか。

直進性の強いLED光も拡散されれば広範囲が明るい

照明は明るくなくては意味がありません。このLED照明はどうだったのでしょう?

もちろん用途や照明の大きさにもよるでしょうが、わたしは非常に明るいと感じました。

全光束800ルーメン。と言われても全然ピンときませんよね。私もよくわかりませんでしたので、実際に使ってみるまで暗くはないかとビクビクしていました。

真っ暗の教室で1本だけ点灯させるとこんな感じです。

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LEDの光を通すカバーが乳白色なので、直進性の強いLED光が拡散されて広範囲を照らされます。

今回は学習机用の照明として購入していますので十分な光量です。

柔らかめの光ですし、間接照明などに使っても良いかもしれません。本体が軽いので、どんなところにでも使えそうです。

LEDは長寿命だから管理が楽

一般的に電球の寿命は約3000時間、蛍光管の寿命は6000~12000時間とされますが、これに対してLEDの寿命はなんと約40000時間と言われています。

仮に1日8時間利用したとしたら5,000日、13年半も使えることになります。

もっとも、本当にそれだけの時間使えるのかは実際に使ってみないことにはなんとも言えませんが、3年前に入れ替えた教室のLED照明(こちらは1日15時間は利用しています。)は今でも問題なく使えていますし、同程度には使えるのではないかと考えると十分すぎる寿命だと思います。

さて、長寿命だと何が良いのかって事になりますが、まずは蛍光管の取り換えの必要が無いんですよ。 

家庭の照明ならまだ良いのですが、事業所、それもお客様が来るようなところだと照明が切れているなんてことは絶対にあってはいけません。

だから換えの蛍光管の在庫を抱えることになりますし、こまめに交換しなければいけないので結構手間だったりします。

でもLEDならそんな心配も面倒もサヨウナラ。3年前に全照明をLEDに切り替えたのは大成功だったと思っています。ですから、今回も照明は多少高くついたとしてもLEDにするつもりでした。まぁ、結果的には非常に安く購入できましたが。

器具一体型LED蛍光灯の連結機能は超便利

購入を決めた最大の理由がこの連結機能

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器具一体型LED蛍光灯の両端にはこんなメガネソケットがあって、片側に電源コードをつないで使います。

そしてもう片方のソケットに連結用電源コードを繋ぐとLED蛍光灯をいくつも連結させて使うことが出来るのです。

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こんな感じです。

数珠つなぎに連結すれば1個のACコンセントから複数台の電源を一括で取ることができるわけですから、これはありがたい機能です。

自習席の一席づつに別電源の照明を取り付けるというのは面倒です。横にずらりと並んでいるのだから、こうして照明を連結させて一つの電源で扱えるのであれば非常に便利です。

10本繋いで点灯させてみました。

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眩しい!!

最近は中国製の家電はコスパ良いですよね。「たくさん繋いだら暗くて使い物にならない…」なんてかつての中国製品とは違うのです。

ちなみにこの連結は並列結線になります。

ですから途中の照明だけ電源をOFFにしても大丈夫です。

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実はこの点が購入の際に一番気になっていました。

折角照明を各自習席に準備してもON/OFFを、それぞれのスイッチで行えないのでは意味がありません。

アマゾンの購入サイトでは確認できませんでしたので、公式サイトの方で確認し、どうやら大丈夫だということで購入を決めました。

これ、仮に直列で結線されていると、どこかがOFFになると明かりがつかなくなっちゃうんですよね。要するに、一本一本が独立した状態ではなく、数本を繋いだ長い照明1本という扱いになってしまうわけです。

それだと買っても意味が無いのでず~っと悩んでいたのですが、この通り大丈夫でした。

そうそう。長い1本の照明といえば、こんな連結方法もあります。

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ソケットにこのダイレクト連結カプラを使用すると隙間なくLED蛍光灯本体を繋いでいくことができます。

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こんな感じです。

店舗のディスプレーなど切れ目なく照明を当てたい場合などには重宝しそうです。

そうそう。これも忘れてはいけません。

ソケットに連結コードもカプラも電源も繋がない場合はこれを使います。

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電源コードから通電すると空いている側のソケットにも当然通電します。万が一の感電

事故防止のためにソケット部を塞ぐための電極キャップが付属しています。

こういう細やかな心遣いってありがたいですよね。

スイッチ付きの器具一体型LED蛍光灯って意外と少ない

ここまで、さも当たり前のように「スイッチ付き」と扱ってきましたが、このスイッチの付いた一体型のLED蛍光灯って安いものだとあまり種類がないんですよね。

少なくともアマゾンではあまり見かけませんでした。

電源コードにスイッチのついているようなものならばいくつかありましたが、あのタイプだと上記のような連結ができません。

連結もできて、それぞれに独立したスイッチが付いているってのも実は購入の決め手でした。

器具一体型LED蛍光灯の落とし穴は電源コード

完璧と言ってもいいほどによくできている商品なのですが、一点だけ注意が必要なことがあります。

それは電源コード。

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なんぼなんでも短すぎるだろw

長さ約20cm。

電源の直ぐ近くで使うなら問題ありませんが、たぶん「長さが足りない!!」となることのほうが多いと思いますので、ご購入される場合は同時に延長コードを準備して下さい。

器具一体型LED蛍光灯はこんな感じで使っています

荷物を置くために作った棚の下にネジで固定して付けています。

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照明を付ける前は暗くて勉強できる環境ではありませんでしたが、LED照明を使うとこれだけ明るくなりました。

設置してから1週間が過ぎましたが生徒からの評判も上々でした。これでますます生徒らの自習席の利用頻度高まりそうです。

 

今週末には文化祭。それが終われば受験シーズンスタートです。みんなで競い合い、助け合い、頑張って志望校に合格してもらいたいものです。そのためにも、してやれるサポートはすべてしてやろうと思います。

では、また。