ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

上社山出しが終わり、今週末はいよいよ勇壮な木落しで有名な下社の山出し

広告

f:id:hesocha:20160403221836j:plain

先週末から続いていた上社の山出し祭は本日をもって終了。結局、私は1日だけボランティアとして参加しただけでしたが、それでも十分に御柱祭を楽しめました。

っと、こんな話をすると諏訪郡外の方には御柱祭が終了したと思われることが多いのですが、まだ、お祭りの一部が終わったにすぎません。

御柱祭はまだまだ終わらない

諏訪大社の御柱祭は上社・下社でそれぞれ別日程・別行程で行われます。さらにそれぞれのお祭りが山出し祭里曳き祭の前後半に分かれています。ですから、4つお祭りがあると思って頂くと分かりやすいかもしれません。

今日終わったのはそのうちの一つ。上社の山出し。要するに諏訪大社の御柱祭の全工程の25%が完了したに過ぎないわけです。

今週末から下社山出し祭

今週末からは下社の山出し祭です。おそらく全国的にはこちらの方が有名だと思います。週末にTVのニュースでみた木落し、皆さんが想像していたものと少し違ったのではないでしょうか?

皆さんのイメージする木落しは角のようなメド梃子のない、大きな丸太の状態の柱で、これに乗って崖のような坂を勢いよく下るものですよね。たぶん。

あれは実は下社の御柱です。 

www.hesocha.com

木落し坂については以前にも書きましたが、とにかく迫力満点の御柱祭の見せ場です。観光ガイドで御柱について解説しているときなども、御柱祭=下社の木落しと思っているお客様が多く、上社の木落しや他の見せ場について話すと、そんなものもあったのかと驚かれることがあり、ここまで下社の木落しは注目されているのかと知らされました。

まぁ、それだけ豪快で見ごたえのあるシーンなのだと思います。実際、通ぶって色々な御柱の楽しみ方を語ったところで、ここでの迫力を見せつけられれば、「これぞ御柱祭」と言うしかありませんから。

下社の木落しを観覧したい

近くで見たいですよね。でもね、上社と違って木落坂周辺は狭くてなかなか近寄れないんですよね。

www.hesocha.com

 この記事でも書きましたが、下社の山出しは本当に大変。氏子らも苦労します。

実際、前回のお祭りでは多少混乱もあったようです。そのため、今回は木落しにかんいしては有料の観覧席のみでの観覧となっており、チケットの無い方は下諏訪駅周辺のパブリックビューイングにて御柱を楽しんでいただくことになっています。

ちなみに以下の4ヶ所に大型モニターが設置されます。

  • 下諏訪駅前
  • 下諏訪総合文化センター
  • おんばしら館よいさ
  • 門前ひろば食祭館

当日は私もここでボランティアで案内をする予定になっています。生で見る臨場感にはかなわないかもしれませんが、大型モニターで見る御柱は迫力ありますし、みんなで見ればお祭りの雰囲気も味わえて楽しいですよ。

どうしても現地で見たいという方も、まずは今回はパブリックビューイングで御柱がどんなものか勉強しておいて、次回、現地で生の木落しを観覧してはどうでしょうか。

木落しって一瞬ですからね。予備知識なしで見に行っても、なんだかわからないうちに終わってしまうなんてことも多いみたいですよ。

何はともあれ、まだまだ続くぞ御柱祭

まだまだ御柱は続きます。むしろ、ここからが本番です。もし、週末の予定が空いているのなら、いや、空いていないのなら予定を変更して、是非、御柱で盛り上がる諏訪へお越しください。

では、また。