読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

熱帯魚グッピーが泳ぐ川

広告

お題「誰にも信じてもらえない体験」

誰にもと言うと言い過ぎなのですが、あまり信じてもらえないことがあります。

地元諏訪に長く暮らしている人に話すと、「そうそう、昔はそうだった」という話になるのですが、若い世代や観光客など他所のエリアから来ている人に話すと「ウソ、ウソw」ということになります。

で、どんな話なのかというと、それは記事のタイトルにしたように街中の川で熱帯魚が泳いでいたということです。

熱帯魚のグッピーが泳ぐ川

グッピーって魚いますよね。熱帯魚の。あれが昔は諏訪の川には泳いでいました。 

これね。グッピー。私の記憶では青色のグッピーだったと思います。結構な数が泳いでいて、子供の私はそれが普通の光景だと思っていました。

グッピーって外来の熱帯魚ですから、当然国内の河川で泳いでいるはずはないのです。ましてや御神渡りなどと言う自然現象がみられるような厳寒の諏訪の河川で熱帯魚が生活できるはずがありません。

ですが、確かにグッピーは泳いでいたのです。

厳寒の諏訪で何故グッピーが生活できたのか

諏訪は温泉地です。温泉施設や旅館、ホテルはもちろんのこと、一般家庭でも温泉を利用しているところが結構あります。これらの温泉がかつては結構な量で流れ込んでいた河川もあり、そういう川では冬でも暖かい状態を保てていました。

そのため、そういった川で本来生活できるはずのない熱帯魚が泳いでいたのです。おそら、初めは誰かが放流した数匹だったのでしょう。しかし、環境が適していたのか瞬く間に数を増やし、知識のない子供には特段珍しくもない状態にまでなりました。

「綺麗なお魚が泳いでるよ。」「そうね。グッピーっていうのよ。」みたいな母子の会話がそこにはあったわけです。

いつ頃からいなくなったのか?

そもそもいつ頃からいたのかもよく分かりませんが、おそらく、グッピーが河川で見られたのは数年間のみだと思います。

最近では稀なことになりましたが、昔は諏訪湖がよく氾濫しました。洪水で町は水浸しになります。

そんな洪水の後にグッピーを見なくなりました。この洪水がいつのものだったのか?チョッと記憶が定かではないのですが、とにかく、ある洪水を機に見られなくなりました。

温泉の流入量によって水温に差があり、暖かい川ではグッピーが生活できていたわけですが、これが洪水によって混ざってしまったために死んでしまったのではないかと思います。

ですから、洪水のたびに全滅の危機が訪れるわけなので、誰かが放流した後の洪水までの数年の期間だけ諏訪の河川でグッピーが見られたのではないかと推測しています。

私より少し年輩で、グッピーが泳いでいたことを知っている人に聞いても、確かに一時期だけ泳いでいただけで、その人らが子供の頃にはグッピーはいなかったと言っていました。

また放流すればグッピーは増えるのか?

グッピーがいなくなった直後にも、グッピーを放流して数を増やそうとしていた人がたしかにいました。多分、個人的にやられていたのだと思いますけど、上手くは行かなかったようです。

こういうこと今やったら怒られるんでしょうけど、昔はそのへんの認識はみんな緩かったので、「またグッピー増えるといいね。」なんて言っていました。

ちなみにですが、外来魚なので法的にも現在はNGなのでしょうが、仮に本格的に放流したらどうなるのかと言えば、やっぱり数は増えないと思います。

というのも、かつての様に温泉が流入して年中暖かいという河川が無いからです。利用した温泉は下水道に流されますので、温泉が垂れ流されているような場所はないのです。現在は諏訪湖の水質維持のためにこの辺りは徹底されています。

温泉町と言うと、アチコチで温泉が流れていて、町中温泉の匂いがするものなのですが、現在の諏訪はあまりそういう匂いがしません。上諏訪温泉の湯量って全国でも有数なのですが、「全然そんな感じがしない。」と観光客からも言われます。

街並みって変わるもんだよね

御柱祭で懐かしい面々にあって昔話をしているうちに色々と思い出しました。この話をすると、友人らも「あ~、いたいた。」と懐かしがっていましたが、懐かしがるというのは、それだけ町の様子が変わったという証拠でもあると思います。

な~んてことを、思っていると自分が老け込んできたような気がしてしまってシャクだったので、ブログのネタとして書いてみました。

町が変わろうとも、自分はいつまでも若い(つもりの)へそちゃでした。

では、また。