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ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

大河ドラマ「真田丸」第一回の冒頭の評定シーンの舞台だった上原城跡

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大河ドラマ「真田丸」が好発進だったそうですね。昨年の「花燃ゆ」が散々だったので、NHKもそうとう力を入れたのでしょう。

www.nhk.or.jp

大河ドラマにしてハズレることの少ない戦国時代、そのうえファンも多い真田信繁が主人公、さらに脚本はあの三谷幸喜とくれば、ハズレる方が難しいかもしれません。

大河ドラマはその年の局の顔だったりしますので当たり外れはNHKも神経質になるのでしょうが、それ以上に神経を尖らせるのが舞台となる自治体です。作品の出来不出来で観光客の数が大きく変わりますから。初回の視聴率の高さに上田や松代あたりは盛り上がっているんでしょう。

長野県は本当にラッキーです。少し前にも「風林火山」で賑いましたし、だいぶ前には「武田信玄」もありました。信玄絡みのドラマはハズレ無しです。ありがたいことです。昨年の惨状を知ると余計にそう思います。

さて、今年の大河、真田家の話なので当然県内のあちこちが舞台となるわけですが、初回でさっそく地元諏訪がちょっことだけ登場しました。今日はそれに便乗して上原城址についてです。

 上原城

 諏訪盆地一帯を眺望できる戦国時代の山城で、義兄の武田晴信(信玄)に諏訪頼重が討たれるまでの約80年間にわたり、諏訪総領家の本拠でした。諏訪氏が滅亡した後は諏訪郡代となった板垣信方が城を修築し、武田氏の信濃平定とその後の運営の拠点となりました。

大河ドラマ「真田丸」の第一回放送でも、武田の一門でもある木曾義昌が離反し、領地の西側の守備が崩れ、引くべきか打って出るべきかと評定が行われるシーンがありましたが、その評定が行われていたのが、この上原城です。

天正10年に武田氏が織田・徳川の連合軍に敗れ滅亡すると廃城となり、現在は当時をしのばせる「物見岩」などが残っています。

城跡へ向かう

上原城址へは頼岳寺の山門前より登城道があり、城跡まで車で行くこともできます。

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わりと目立つ看板がありますので、初めて行かれる方でも迷うことはないと思います。

ここから城跡へと細い道が続いています。

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左側は結構な急斜面でまっすぐに登ってくるのは難しそうです。

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途中、いくつも石仏がありました。どうしてこんなにあるのか、私はよくわかりません。不勉強ですみません。

進んでいくと神社があります。

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西方金毘羅神社です。この神社周辺の一帯はかつては三の郭だったそうです。

神社のすぐ傍には湧水がありました。

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中世築城以来、東方永明地山より木管(現在はヒューム管に改修)にて引水された飲料水が湧出しているそうです。

この辺りまで見て回ると、規模は大きくないものの、地形を生かして建設された堅固な構えの、まさに戦国時代の山城といった感じが伝わってきます。

物見岩

金毘羅神社の後ろにひときわ大きな岩があります。通称「物見岩」

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人の大きさと比べると、その大きさが分かると思いますが、岩というより山の一部分みたいな感じです。この岩のあたりが二の郭でした。

主郭跡

主郭は金毘羅山の最高所にありました。標高は978m、南北に30m、東西に20mほどの大きさでした。

現在はこのとおり、建物やモニュメントなどは一切ありません。

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少し寂しい気もしますが、下手にお城を再現されるよりは何もないほうがイメージを壊されずに済むので良い気もします。

最後に

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金毘羅神社から眺めた諏訪盆地の一部分です。写真の右側の方に諏訪湖&諏訪市街があります。身を乗り出せば諏訪湖も見えますし、物見岩の上あたりなら諏訪盆地を一望できそうです。

ここから信玄も勝頼も諏訪の平を眺めていたのかと思うと、見慣れた景色も特別なもののように思えてきます。

TV捨ててしまったので、録画したものを人から借りて昨日ようやく第一話を見たのですが、面白いですね。真田丸。チョッとだけTV買おうかという気になりました。

物語の面白さはもちろんなのですが、なんというか、登場する武将ら1人1人に対する愛みたいなものを感じました。特に勝頼です。勝頼をあんなに良く描いてくれる作品って少ないと思うんですよ。

「風林火山」で山本勘助と由布姫が最後まで勝頼の行く末を心配していましたよね。そして、その後の真田丸での勝頼。もうね、どうしたって感情移入してしまう。「勝頼頑張ったじゃん。もう少し助けてやれよ、お前ら。」って。甲斐勢はもとより、地元の諏訪勢も勝頼をあまり支持していなかったらしいし、なんでかなぁ、なんか気の毒というか、悲劇的な人生だよね、勝頼。

この作品、そんな勝頼の悲哀がよく伝わってきました。信玄の遺産を台無しにしたバカたれみたいな言われ方することもありますけど、この作品の勝頼は良い。

 

TVないので大河は見たり見なかったりになりそうなので、それにそった毎回のスポット紹介とかはたぶん無理そうですが、機会があったらまた書いてみたいと思います。

 

では、また。