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ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

スケベ心がヤル気の源泉で何が悪い

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テスト直後の授業はテスト前に振り替えてテスト対策を行った生徒も多かったため、今日は朝から静かです。

普段であれば、土曜日は自習にくる生徒も多いのですが、さすがにテスト直後は羽を伸ばしたいようです。

「今日は一日のんびりと自分のペースで仕事が出来そうだ。」そう思っていたのですが、甘かった。

昼過ぎから問い合わせが殺到。嬉しい悲鳴。まぁ、言っても7件だけどね。でも、1日で7件て凄くね?

 成績上位者がいるとやっぱり違う 

www.hesocha.com

昨日の投稿でも書きましたが、どうもウチの教室の生徒が学年トップになりそうな気配。学校でも目立つ生徒なので噂は瞬く間に広がったようです。また、他の生徒も成績上位なのですが、キャラ的にそれを信じてもらえないタイプの子が多かったのが、今回は同じ塾に通う子がトップをとったと言いうことで、成績に関して冗談ではなく本当だったのだと知れ渡ったそうで、「○○君も通っていると聞いたのですが、そんなに成績の良い子だとは思っていなかったのですけど、本当にそんなに出来るんですか?」と率直過ぎる質問を電話口で投げかけてくるお母さんもいました。悪気はないんでしょうけど、もう少し言い方あるのでは…

個人情報ですから詳しく話すことはできませんので、「ウチの生徒は印象よりも出来るって子多いですよ。みんな自習に通って勉強する努力家ですから。」と話すと、自習に通っていることは既に耳に入っていたようで、「強制的にさせるのですか?自主的に行っているのですか?宿題とかは多いのですか?」と矢継ぎ早に質問されました。

どうも信じてもらえない

どの子も自主的に自習に通っているのですけど、どの電話でもすんなりとは信じてもらえませんでした。ママ友のネットワークで「心配になるくらい勉強をするようになった。」という話が広まっているそうで、過度な宿題とかノルマ的なものがあるのか、もしくは法外な人参でもぶら下げているのではないかと、まぁ、ぶっちゃけて言えば、そいういう心配をしているのだろうととれる質問が多かったです。

まず、宿題ですが、基本的に出していません。学校でも出ていますし、宿題にしてしまうと、勉強ではなく作業になりますよね。私、あれって時間の無駄だと思っているんです。ですから当然ノルマ的なものも無し。

人参に関してもないです。そういうのは親の出番だと思います。大体、どのご家庭からも同じだけ授業料を頂いておきながら、成績の良かった子にだけキックバックがあるような状態って不公平でしょ。

このように説明すると、「じゃぁ、どうして勉強するの!?」っと。

いやいや、お宅の息子さん、娘さんが勉強するのってそんなに不思議なこと?

勉強が大嫌いだった

私は中学の頃は勉強が大嫌いでした。特に英語。アルファベットを見ると背中がかゆくなるくらいに嫌い。ただ、見栄っ張りな性格のため、「出来ない」という状態は耐えられないものがあり、嫌い・ツマラナイと思いながらも勉強はやっていました。物覚えも悪い方のようで、最低でも5周はしないと頭に入らない。だからますます勉強が嫌いになるわけです。

そんな勉強嫌いが運営する教室ですから、勉強が嫌いな生徒らとの相性は良かったのでしょうね。勉強が好きという生徒は稀ですが、拒否感を抱くような生徒は今のところいませんし、なんのかんので、楽しんでやっているように見えます。

勉強って本来は楽しいものじゃないですか。興味のあることならばいくらだって調べられますし、大学などの勉強は面白かったです。それなのに、中学の作業チックな勉強で、勉強自体に悪いイメージを持ってしまったら残念だなぁっと思うわけです。

だから、勉強が嫌いになるようなことはさせないでおこうということになりました。決して宿題を作るのがメンドクサイとかそういう話ではないのです。

分かると楽しい

基本、勉強嫌いだったのですが、わかれば楽しいものです。ただし、勉強自体が楽しかったのかと言えば、必ずしもそうではなかったようにも思います。

「わかる」というよりも他人より「出来る」という事実にある種の優越感があったようにも思います。「hesochaく~ん、この問題の解き方教えて。」みたいなことを言われて頼られる(特に女子から)。「hesocha君、さっすが~。」とチヤホヤされる(おもに女子から)。そんなことのために頑張っていたような気もします。

悪いか!?良いじゃないか、男子中学生なんてそんなものだろ? 最近、生徒と話して知ったのですが、女子生徒も同じみたいですよ?クラスのイケメンから「○○さん、お願い、コレ教えて。」って頼まれて超興奮した。って、割と男子から人気ありそうな、おしとやか系の女子が興奮しながら話してくれましたから。

中学位の時って自意識が確立していく最中なので、他人と自分を比較したり、周りの反応を凄く気にしたりしますよね。なら、そういう感情を上手くコントロールしてやって、勉強に向かわせてやれば良いんだろうと思っています。まぁ、思っているだけで、具体的に何かしているわけではないのですけれど。 

www.hesocha.com

こんな感じで、上手いこと煽っています。その程度です。あとは生徒らが勝手にゲーム感覚で競い合います。自習に通うのもその延長だと思うんです。 

高尚な目標なんていらない

たいていの学習塾は「本物の学力を身につける」とか「勉強の楽しさを伝える」とか高尚な目標を掲げるものです。うちも表向きは似たようなこと言っています。でもね、まずは本人らが勉強しようと思わない事にはどうにもなりませんし、中学生のやる気の源泉なんて、「女の子にもてたい」位の些細なことだったりしますので、あんまり壮大な理想を掲げても仕方が無いと思っているんですよね。

実際にやる気になり、成績も上がれば、次は生徒が各々シッカリとした目標を掲げてくれます。だから学習塾側が力む必要はないのではないか、それはかえって生徒らの可能性を小さくするのではないかと思うのです。私らの仕事はきっかけづくりと応援でしかないんですよね。

ただ、まぁ、こういう考えは生徒には支持されるのですが、保護者には受けが悪いようです。塾側のヤル気がなさそうに見えるのかなぁ。体験授業を受けた家庭は大体そのまま入塾になりますけど、話だけで終わることが多いです。今回もそうなる可能性は大なわけですが、地域で認知されただけでも大きな収穫です。

 

では、また。