ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

カッコ良いオッサンじゃなくて、カッコ良くオッサンしているキャラが好き

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「立っているものは親でも使え。」と祖父から言われているので、今日は人気ブロガーのエントリーに便乗しようと思います。

便乗するのは隊長さんの記事。

なんか、このかた、最近やたらとアニメネタをぶっこんできますが、不人気キャラからアニオタキャラにイメチェンをしようとか、そういうことですかね?

昨夜も一本アニメを紹介されていて、「癒される。疲れている人は見て。」とかいうから試しに見てみたら、面白くて夜通しで最新話まで一気に見てしまい、かえってつかれている状態です…

www.taiyaki-oyako.com

マンガやアニメの紹介記事を読む限りでは、残念ながら趣味嗜好が近いようなので、今後もヲチしていこうと思います。

さて、便乗する記事ですが、上記のものではなく、その一本前のものです。

www.taiyaki-oyako.com

「カッコいいオッサンが主人公のアニメって少なくね?」という隊長のボヤキに対して、様々なコメントが寄せられていました。

カッコいいオッサンではなく、カッコよくオッサンしているキャラが好き

上記のエントリのコメント欄には「そんなことねぇだろ。」とカッコいいオッサンが活躍するアニメの例がいくつも書き込まれていました。

「おぉ、確かにこれは。」と思うものもたくさんありました。

ただ一方で、よくよく考えてみると、キャラクターの年齢設定が中年なだけで、「見た目はオッサン、中身は若者」という逆コナン君みたいなキャラも多いような気がするのです。

カッコいいオッサンに違いはないのだけれど、「仮にそのキャラ10代20代の設定にしても物語成り立つんじゃね?」って思うんですよね。

私、そういうカッコいいオッサンの登場するアニメも好きなのだけれど、そうではなくて、カッコ良くオッサンしているキャラクターのいるアニメが観たいんですよ。

分かります? 例をあげてみますね。

普通のオッサンがカッコイイ!!「宇宙船サジタリウス」

かなり古いアニメですし、知らない人多いかもしれませんが、私、子供の頃に毎週欠かさず見ていました。ホント、コイツは名作だと思います。

宇宙船とは言っても舞台となるのは星間輸送が当たり前になった世界。主人公と仲間は宇宙貨物輸送船サジタリウスのパイロットとして働く平庸な中年サラリーマンです。まぁ、今でいえばトラックの運ちゃんみたいなものでしょうか。

しかも見た目もちっともカッコ良くない。キャラクターデザインが独特で、主人公のトッピーを始め、どいつもこいつも動物の姿をしているし、トッピーの相棒のラナにいたってはカエルです。外見にはカッコイイ良い要素が全くない。

その上、特殊な才能や異能を持っているわけでもありません。本当にただのオッサン。

名曲と名高い主題歌「スターダストボーイ」でもこう歌われています。

どこから見てもスーパーマンじゃない

スペースオペラの主役になれない

危機一髪も救えない

ご期待通りに現れない

主人公要素皆無です。

主題歌のとおりアニメ本編でも、主人公に期待されるようなカッコ良さというものは微塵も感じさせないオッサンたちでした。

トッピーの会社は赤字続きだし、会社存続のために詐欺臭い仕事請け負ってみたり、それでも会社倒産させたり…

ホント、生活臭に満ちた中年サラリーマンの物語ですよ。

でもね、それだけじゃなかった。主題歌でもこう歌っています。

だからと言って、ダメじゃない ダメじゃない

スターダストボーイズ ダメじゃない

星屑の俺たち 結構いいとこあるんだぜ

そう。だからと言って、このオッサンたちが格好悪いかといえば決してそんなことは無くって、カッコ良くオッサンしているんですよね。

会社を倒産させたトッピーは、その後、夢を諦めきれずに新会社を立ち上げました。割に合わない仕事が多くいつも赤字に苦しめられながらも、家族や生活などの様々なしがらみの中で時には命を張って冒険に赴く姿に、「あぁ、これが大人か。」と思ったものでした。

こういうオッサンとしてカッコ良くしているキャラってのが好みです。

機会があれば、ぜひ本編を見てみてください。本当にこのオッサンたちカッコいいんですよ。あと、EDテーマの「夢光年」も名曲です。

主人公に限定しなければ、カッコよくオッサンしているキャラは多い

主人公ってどうしても「どこから見てもカッコいい」というか、見るからに主人公している場合が多くて、こういうカッコ良くオッサンしているキャラが少ないような気がしますが、脇役に目を向けると結構多いです。

クレヨンしんちゃんの父ちゃんとか良いですよね。カッコ良くオッサンしてます。

鋼の錬金術師のヒューズさんなんかもカッコ良くオッサンしてました。

子供の頃好きだったオッサンキャラはガンダムのランバ・ラル大尉とドズル・ザビ中将でした。二人とも見た目はカッコ良くありませんが、部下のために命をはって働くオッサンの鑑みたいな人でした。

オッサン道とでも言いましょうか、あるべきオッサンのカッコいい姿みたいなのを持ったキャラが好きです。

シリーズものを作るのであれば

例えば、新作のガンダムが作られるのであれば、イケメンやおっぱいの大きなお姉さんキャラはいいから、ドズルやラルを主人公にしたスピンオフでも作ってくれないものだろうか。

ドズル視点のソロモン防衛戦や、ランバ・ラル視点でザビ家によるダイクン派の粛清とか見てみたい。なんならニュータイプ研究の舞台裏をキシリア・ザビ視点で描いたって良い。

人気作品の新しい話、新しい展開を見るのも楽しいのだけれど、脇を固めるカッコイイオッサン・オバサンにスポットライトを当てても良いんじゃないかと思う。

派手さはないけれど、人間ドラマはこちらの方が面白そうです。

シン・ゴジラの政治ドラマ的な面も好評だったと聞きますし、ある程度需要もあるんじゃないかな。こういう加齢臭のしそうな人間ドラマも。

 

 

スターダストボーイズの歌詞の中に、主人公らを指してか「大人が懐かしがることもない」という一節がありました。

でも、いまとてもあの作品と、登場人物を懐かしく思っています。

あのキャラクターたちの姿が子供の頃に思い描いた大人としての生き方だったのかもしれません。

どうやら私はカッコ良いオッサンにはなれなかったようなので、せめてトッピーたちのようにカッコ良くオッサンをやって行きたいと思う今日この頃です。