ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

学習塾講師が小中学生のお子さんをお持ちのお母さん方へ伝えたいこと

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全国的にはとっくに小中学生の夏休みが始まっている頃なのでしょうが、信州では夏休みと言えば7月の終わりからです。

地元でも明日から中学の夏休みがスタートするため、私の運営している学習塾でも、興奮気味の生徒と、それを若干迷惑そうに眺める保護者のコントラストが何とも面白かったです。

私はと言えば、まぁ、保護者と同じですかね。

あのエネルギーの塊みたいな子供と朝から晩まで付き合うには、相当な体力が必要でして…

夏期講習。最後まで体力続くかな…

学校の宿題だけで十分なのか?

この1週間くらい保護者からの問い合わせで一番多かったのが、この質問です。

どうも、周りの塾の夏期講習のプランやらテキストの量を見聞きして不安になったようです。私、特段授業数を増やさせていませんし、特別なテキストも買わせてはいませんから。

これ、他県とは事情が違うのでもしかしたら参考にならないかもしれませんが、私は学校からかされた宿題だけでも、しっかりとやったなら十分だと思っています。

長野県の夏休みは短いです。約3週間。東京の半分しかありません。

ところが、かされる宿題はかなりの量です。全国展開している教材会社が製作した復習用の教材を各教科終わらせるわけですが、これ、他県でも使われている教材、つまり、1月以上かけて終わらせる教材ということです。

これを3週間で仕上げるとなれば相当な努力が必要です。

加えて、教材の内容も確認してみましたが、かなり良質なものでした。ですから、この教材を、しっかりと使えばそれだけでもかなり力にはなると思います。

作業ではなく勉強を

生徒たちに常々言っていることですが、作業ではなく勉強をしましょう。

学校の宿題というのは「作業」になりがちです。応え丸写しでも提出さえすればOKだったりしますからね。

これだとさすがに意味はないです。まずは自力で解いてみる。分からなければ教科書で確認する。塾の先生に聞いてみる。そうやって勉強していけば絶対に力になります。

夏期講習で授業をたくさん入れれば良いってもんじゃありませんし、高いテキストを解けば良いってもんじゃありません。

学校からの宿題って、どういうわけか塾のテキストより格下みたいな扱いをうけますが、結構良い教材ですよ。成績UPのために塾を使う、塾のテキストを勉強するのは悪くないですし、塾経営者とすればありがたい話ですが、そのために学校教材を蔑ろにするのはもったいない気がします。

実際、上位の生徒くらいじゃないですか?学校の宿題をシッカリと自力で解いて提出している生徒って。イマイチ成績の上がり切らない生徒やその保護者に限って、学校教材をいい加減に扱い、塾に頼り切る傾向が強いような気がします。私が以前勤めていた某大手塾ではそうでした。っで、まぁ、学習塾側はそこに付け込むわけです。

声を大にして言いたい。

学校教材をもっとしっかりと活用すべき。

ちゃんと、勉強するつもりで宿題に取り組みましょう。個別学習の塾ならば、学校の宿題を手伝ってもらうくらいでも良いと思います。

なんとなく塾側の提案に乗って、不慣れな学生講師の授業を受けるより価値があると思いますよ。

授業も良いけど自習もね

いつか書きましたけど、実力がつく瞬間って、授業中じゃないんですよね。それを自分で復習しているとき、練習しているときなんです。

だから授業も大事ですが、同じくらい自習する時間と環境に気をつかうべきです。

一人だとだらけてしまうのなら、図書館でも友達の家でも良いので、他人の目のあるところで、勉強しましょう。自習席があるのであれば、学習塾がベストです。講師を辞書代わりに使ってやればよいのです。

っと、言うことで、私の教室では授業はほどほどに、自習席で自分で頑張るように薦めています。

その甲斐あって、夏期講習の売り上げは雀の涙です… 

自習と授業を計画表に書かせていますが、自習時間がスゴイことに…

まさかここまで授業数少なくなるとは思いもしませんでした。

まぁ、個人的にはこの状態には満足しています。自分一人で勉強できるようになったわけですし、「自立学習できる生徒を育てます。」とうたっている以上、アホみたいな授業数を提案なんぞしたくありませんから。

焦って色々なことに手を出すな

あれもこれもやろうとせずに、やるべきことを確実にこなすべきです。

まずは学校の宿題。これを完璧にこなしましょう。

それが出来たのなら、基礎の復習。何度も繰り返し練習しておきましょう。

それから大事なのが早寝早起き。生活のリズムを整えるのが何よりも大事。

特に受験生は受験開始時間から逆算して、脳みそがシッカリと働くようにするには何時に起きておくべきなのか考えてリズムを整えましょう。ちなみに私はこれを怠り、夜型生活を続けて、センター試験で脳みそ動かずに自滅しました。

そう。夏は勉強をしていくリズムを作るのが何より大事です。むやみやたらと勉強して、休みが終わったら疲れ切っていたのでは意味がありません。ほどほどってのも大事です。

でも、子供にはそれが分かりません。大人が見てあげてください。間違っても、不安に駆られて、「あれもやりなさい、これもやりなさい。」なんてやらないでくださいね。

よくいるんです。親にペースを乱されて潰れてしまう生徒って。

 

というわけで、宿題はしっかりやりつつ、ほどほどの勉強で良いと思いますよ。って話でした。

ちなみに私の教室の生徒は育伸社の模試で55~65くらいの偏差値の生徒が多いです。70越えるような高校を目指す中学生はもっとやらないといけないかもしれませんが、それでもまずは宿題などを舐めずにシッカリやった方が良いと思いますよ。絶対に無駄にはなりません。

 

では、また。