読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

大学で学んだことは役に立っているのか

広告

よく読んでいるブログでこんな記事がありました。

shiromatakumi.hatenablog.com

記事のむすびで、もし良かったら、貴方が大学時代に学んだことを書いてみませんか?」とありましたので、便乗しようかと思います。

法律を勉強していた

わが家は代々商売人の家系で、自分もいずれは親父から会社を任される予定でしたので、当初は経済・経営・商学あたりを勉強したいと思っていたのですが、入試でやらかしまして、希望する学校・学部にはすすめず、次善策として法律を勉強することにしました。

ザックリと言ってしまえば、私はお金の勉強がしたかったわけです。そんな私にとっては憲法や刑法などの講義は退屈で、初めのうちは「こんなもん、何の役に立つんだ。」と思っていました。

お金の匂いのする法律は楽しかった

憲法などを退屈に感じる一方で、もともとお金に関する勉強がしたかったわけなので、商法や民法はとても面白く感じました。特に商法の大改正が卒業直後にあるタイミングで学生やっていましたので、話題には事欠かずゼミなどの議論は充実したものになりました。

会社法のゼミに在籍していたのですが、「仮に自分が経営者ならば法的にはどのような選択肢があるのか」という視点でのケーススタディーが多く、これを通じて法律以外の経営に関する知識や興味が蓄積されたように思います。

就職

不況期だったので、公務員志望もかなり多かったと記憶していますが、周りの仲間は一般企業に就職するケースの方が多かったように思います。

特に金融関係を希望するものが多く、FPや公認会計士・税理士などの資格試験を受ける仲間が多かったです。私もFPとりました。学部は違うのですが、、シロマティさんと学生時代の様子が良く似ていて少し驚きました。

私自身も金融関係への就職を希望していたのですが、直前で「30までは自由にしていて良い」と言っていたはずの父から、直ぐにでも仕事を手伝うように言われ、就職活動を途中で終了しました。

学んだことは役に立ったか

よく「これを勉強すると何の役に立つのか」とか「社会で使うのか」ということをいう人がいますが、たぶん役には立ちませんし、社会に出て使うことはありません。

だって、あなたなんかいなくたって社会は動いていきますから。そんなことを言ってボーっとしていたら、折角のスキルも使う機会なんてありません。

「役に立つか」ではなく、「役に立てる」ってところだと思います。

ちなみに、私が学んだことを役に立てられたと思えたのは2回だけです。一度目は親父の会社が倒産したとき。冷静さを失い、判断能力を欠いた社長に代わり倒産時の手続きをしたとき。2度目は自分の会社を作ろうとしたときに、所持金が不足したために会社登記等の手続きを自分で行った時です。

結局、「勉強しておいてよかった」と実感できるのは非常時だったりするわけです。ですから、「良かった」と思えたということは、そういうあまり望まない状況に置かれていることもあるわけで、本当は役に立ったと思えない方が幸せかもしれません。とは言え、そのような状況に置かれた際に、それに立ち向かうだけの武器が無いのではどうにもなりませんから、勉強は可能な限りしておくべきなのだろうとも思います。

勉強は楽しかった

今思えば、学生時代の勉強は楽しかった。 もっとも、自分の学生時代はバイトに明け暮れていたので、勉強が楽しかったなどと優等生ぶった発言をしていいのか疑問ではありますが…

www.hesocha.com

 特にゼミは面白かった。

当時は現実(大人の汚い世界)も知らなかったから、理論だけで話ができた。実際は声のデカい人の意見が通りやすかったり、非合理・不条理がまかり通りますので、根回しなど日頃の人間関係の構築が重要だったりします。

そういった話抜きで「こうあるべきだ」というあおい理想を核にした議論ができた頃は楽しかった。

今はダメだ。理想よりも現実。まずは喰っていかないといけないからね。大人になったと言えば聞こえは良いが、人間として小さくなった気がする。勉強するにしても仕事のため、金のためだもんなぁ…

今感じること

望んだ進路ではなかったけれど、結果的には正解だったとおもう。まぁ、志望校へ行ったら行ったで正解だったと思うのだろうけれども。

繰り返しになりますが、結局、どんな勉強も経験も、それをどう活かすかなんだよね。たぶん。「役に立つか」を考えるよりも「役に立てる」方法を考える方が数倍建設的だと思うというのが、この数年で実感したことです。

また、ゼミの先生が「会社とは社会的な存在であって、経営者個人の私有物ではない。君たちが学んだことは社会のためにこそ役に立ててほしい。」という趣旨の話を卒業の際にしてくださったことを思い出しました。

そんな状況になれるのはいつのことなのか…

まぁ、頑張ろう。

 

では、また。