ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

大手個別指導塾に絶対に通ってはいけないと語る元塾講師を信用してはいけない理由

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こんにちは。今日はかなり辛辣な批判記事を書かせていただきます。

 

私は怒っています

ひとりの人間として、教育者の端くれとして怒っています。

 

私はこのブログで批判記事を書く事は初めてです。っというか、記事を書くのが初めてです。

こういう記事は最初で最後にしたいです。

 

私はこのBlogでは自分が良いと思ったことや物について書いていこうと思っていました。悪いことについてシェアしても意味がないですし、読んでくださっている人たちに価値を提供することができないからです。

 

しかし今回は、ある大手個別指導塾への見当違いの批判記事について思いっきり批判記事を書かせていただいます。

それくらい怒りを感じています。

 

これ以上、犠牲者が出て欲しくないのです。

 

まずはこの記事を読んできてください

www.proof0309.com

大学1年生の時に1年間だけ、当該大手個別指導塾でバイトをしていたそうです。「本当は塾名を出したいところですが控えさせていただきます。」なんて言ってはいますが、わかるように書いています。

そして知らない人が読めば信じてしまうような出鱈目を並べたて、正義の告発者を気取っています。この記事を読んでとてもクリーンなイメージを持たれた方もいるかもしれませんが、とんでもない。

私は2016年の3月まで、約5年ほど記事で批判されている塾で講師を務めておりましたが、このように批判されなければいけないような塾ではありませんでした。むしろ、この塾が世間的に批判を受けなければならないのはこの元塾講師のような未熟な講師を抱えていることであるということを今日は証明しようと思います。

この方、他の記事も読んでいただければわかりますが、というか、自身のプロフィールで告白されておりますが、お金を儲けることにしか興味がない最悪の下種野郎です。今回の記事も炎上商法的な発想としか思えません。

元バイト講師への異論その1 ~教室長からの圧力~

個別指導塾といっても一人の先生に対して生徒が3人というのが基本です。

これって普通のように感じるかもしれませんが塾講師目線からしたら大忙しです。

なぜなら3人とも同じことをやっているわけではないからです。

A君は中学2年生で学校の理科の定期テスト対策

B君は浪人生で数学の大学受験対策

C君は小学6年生で算数のお受験対策

こんな感じでそれぞれやることが全く違います。

この3人を80分の間に指導しなくてはいけないのです。

このように氏は訴えるわけですが、講師として努めていた経験から言わせてもらえば、この3人の授業がそれほど大変なものだとは思いません。まぁ、このへんは講師によって感じ方が違うので、この方には無理な人数だったのでしょう。それについては色々言いません。ただ、後半の「同じものをやっていない」というのは経験者の言葉とは思えません。

当該学習塾の場合、一人の講師が数名の生徒を順番に指導していきます。誰かに説明をしているときは、他の生徒は問題を解いている。解き終わったころに今度は説明という具合に、タイミングがずれるようになるのが望ましい。ですから生徒たちがほぼ同じタイミングで問題を解き終わってしまうような担当生徒の構成のほうが辛いはずです。

次に「この3人を80分の間に指導しなくてはいけないのです。」との記載。いや、ここ90分授業では?

この方、どのくらい講師をやられていたのでしょうか? っというか、本当に講師やっていたのでしょうか?

 

指導報告書についての批判もあります。まぁ、ないほうがいいですよね。いち、講師の立場で言えば。そのほうが楽ですし、生徒の面倒もその分見てあげられます。しかし、私はこれをオーバーワークなどと思ったことはありません。

この報告書をしっかり書くようにと教室長から圧力があったと言っていますが、いや、圧力って… ちょっと言い過ぎではありませんか?

どんな会社であっても業務報告はしますよね。普通。当たり前のことだと思います。それをしっかりとやってくれと言われて圧力があったというのでは仕事になりません。これを圧力と感じるって、どれだけプレッシャーに弱いんでしょうか。

当たり前のことができない甘ったれにしか思えませんが、この人はさらに自分の正当性を裏付けるために先輩講師を引き合いに出します。

私はその優秀な○○先生になぜ、時間内にちゃんと、こなすことができるのか聞いてみました。

「授業の手を抜いて指導報告書を書く時間を捻出してる。もうほとんど作業だね(笑)。正直に言って、生徒の力を伸ばそうとか、わかりやすい授業をしようとかは考えてないし、そんな余裕はないよ。」

私は悲しくなりました。

本当にこう言ったのか知りませんが、この先輩、エリア内で表彰もされているようなかたですから、まさか本心ではないでしょう。メンドクサイ学生バイト君を刺激しすぎないように軽口風に言ったか、そもそもこの話がねつ造かのどちらかでしょう。

先輩の伝えたいことは良い意味で「適当」にやれということです。何でもかんでも全て伝えようとする講師って結構多かったように思います。しかし、これは無理な話です。時間的に無理ということではなく、生徒が吸収しきれないということです。だからそこまで考えて、優先順位の高いほうから確実に吸収させるつもりで指導します。先輩講師の言いたいことは「一方的に指導するな。教えることでいっぱいいっぱいになるな。」ってことだと思いますし、そう伝えられれば良かったんでしょうが、このかた、そう言えば反発するでしょ。間違いなく。

この先輩をダシにさらに嘘ばかりの批判が続きます。

その人は結局、そのエリアで一番優秀な講師として本部から表彰を受けていました。

指導報告書を時間内にかけて授業をこなすことができる先生が本当に優秀なのでしょうか?

塾の目的は生徒の勉強する力を育てることですよね?

決して丁寧な指導報告書を書いて親にみせることではないはずです。

もうね、悪意しか感じません。嘘はやめていただきたい。嘘は。この表彰制度で報告書の出来映えなんて評価対象になってはいませんよ。先にも書きましたが、この人、本当にこの塾で講師経験あるのでしょうか?

「業務日報がきれいだ」と表彰してくれる会社がありますかね?どういう発想なんでしょう。この方、この塾を「ブラック企業だ」とおっしゃりたいのでしょうが、ブラック企業だとすればなおさらこんな表彰があるわけがない。内部告発の体で出鱈目をまき散らすのは犯罪だと思います。

これ以上、この件について書いてもしょうがないとは思いますが、一応、指導報告書についてもう少し。

「指導報告書がしっかり書ければ優秀なのか」と憤っておられますが、逆です。優秀な講師は指導報告書がしっかりと書けています。前述のとおり、優秀と評価される講師は一方的な指導はしません。教えることにいっぱいいっぱいになりません。生徒の癖や様子を確認できるだけの余裕があります。だからこそ指導報告書に塾にとって、生徒にとって有益な情報を書けるのであって、授業をせずにきれいに報告書書いているわけではないです。

この塾では毎回担当が変わります。授業の内容はもちろん、その時の生徒の様子などは全てこの報告書の内容を参考に進めることになります。教室というチームで生徒を指導するために、チームの意識を統一するためになくてはならないツールです。ただの事務作業ではないのです。事実、実力のある講師の報告書は例外なく、分かりやすく生徒の様子が記されており、安心して授業に入れました。

まぁ、こんな話されても内部を知らない人にはピンとこないでしょうから分かりやすくコイツの出鱈目っぷりを伝えるのならば、「体験授業などはこのような優秀な講師が行うわけですが、それは報告書がキレイだからでしょうか?」と問うてみたい。

元バイト講師への異論2 ~予習は可能~

「事前にしっかり予習をすれば、ちゃんとした授業ができるだろ!」と思う方もいるかもしれませんが、私のバイトしていた個別塾ではそれは不可能です。なぜなら毎回、授業をする生徒が違うからです。

授業がある日に教室に行かないと今日の担当の生徒が誰だかわからないし、突然、変更になったりもします。

こんな状況ですので予習をすることはできません。

これについては半分は真実だと思う。実際に教室に行くまで担当の生徒が誰なのかはわからない。っが、予習ができないとかいうのは嘘八百。

例えば、講師の誰かが入院したとか、そういう緊急事態であればこのような状況に置かれることもあるかもしれないが、通常時に実力のない講師に無理はさせない。そんなのは生徒を減らすだけだから。高校生などはベテランが受け持つのが常だし、そういう対応が難しい生徒に関しては比較的固定に近いかたちで運営されているはずだ。

講師として雇われた際も担当できる教科について伝えるようになっているはずだ。また、雇われたばかりの頃は対応しやすい生徒をほぼ固定に近い状態であてられた。「講師を育てる」という観点からも当然のやり方だと思うし、そもそも、いきなり戦力になるなんて思う管理者がいるだろうか?

前述のとおり高校生の授業に関してはほぼ固定だった。教えられる講師が限られるから当然だ。だから受験対策の時などは予習もできた。さすがに変動する中学生の内容をすべて予習とはいかないが、この塾で使っているテキストの内容なんぞ、直前に予習しなくても対応できるだろ。無理というならテキスト借りて一通りやっとけ。1冊、1日あればやり切れる。これができないというなら塾講師なんてやろうとするな。

「信じられない話を暴露します。」と履修していない教科の指導を任されたとの話があります。これが本当なら大問題です。っが、ここまで嘘や出鱈目を書かれると、この話の信ぴょう性は大きく揺らぎます。

確かに私も似たような経験をしたことがありますが、こんな一方的な話ではありません。私は学生の頃、日本史と世界史を履修していました。そんな私に「政経教えられない?」との相談がありました。履修はしていませんが、大学ではそういう系統の勉強をしていたので出来なくはない。ただ、受験科目として勉強したことがないので受験での要点を的確に伝えられるか自信がありませんでした。ですので、その旨を教室長に伝え、生徒と親御さんにも伝えました。その上で了解を得て授業となりました。当然、担当できるのは私だけでしたので必ず予習をし、志望校での傾向なども研究して対応しました。まぁ、この辺が時間外労働じゃないかとの批判はあってもいいかと思いますけど、私は納得してやってますし、この方の批判とは違いますよね。

それから、教室内に対応できる先生がいない場合は近隣の教室から応援が来ます。この辺が全国チェーンの強みだと思います。

そんな教室長がいつまでも教室長ではいられない

もはや、この人が伝える当該学習塾関係者のコメントはねつ造としか思えないので論評しても意味がないような気がしますが、一応。

「N君が成績が上がらないのは、授業を受ける回数が足りないからだよ。もっとたくさん授業を取らないと合格できないよ!」

如何にも悪徳学習塾が言いそうな、テンプレート的な発言ではありませんかwww ただ、これだってこのセリフのみを切り取って「だからこの塾は最低だ!!」と言いうのはフェアではありません。だって、考えてもみてください。強制的に授業数を増加させているわけではないのですから。

この塾に限らず、個別学習の塾では授業の増コマを薦めることが多いです。もちろん営利企業ですから一円でも多く稼がにゃなりません。ただ、金のことしか考えていないなんてのは大間違いです。少なくとも現場では生徒の目標達成のために増コマを薦めています。

だって、いくら安くても目的を達せられないのでは意味がないでしょ?塾への出費って「投資」でしょ?リターンがなければ意味がないんです。結果が伴わないと意味がないんです。だから目標達成のためにあとこのくらいは勉強しようと提案する。あれ?こういうの余計なお世話なんですか?

ついでに言うと、提案した分だけ授業を入れる必要だってないんですよ。あれは繰り返しになりますが、「目標達成のためにこのくらい勉強しよう」といういわば勉強計画案であって、気に入らなければ受けなければよいし、計画通りに自分で勉強できればそれでよいのです。

そもそも、この塾は「自分一人で勉強できるようにする」ってのをコンセプトに運営してますからね。っで、そのことをしっかりと伝えたうえで、「自分一人ではできない部分、不安な部分を一緒にやろうね。」ってのが期別講習などのやり方。

結構な授業数を提案するので批判の対象にされますが、何度も言いますが、「このくらいは勉強しようね」という提案であって、自分でできるなら受講の必要ないです。それともあれですか「君優秀だから週90分の勉強だけで合格なんて楽勝だよ」って言えば良いんですか?

プランだって、例の指導報告書などをもとに成績向上のために講師間で話し合って作られたもので、押し付けられた授業だなんて思わずに、しっかりと勉強すれば力つきますよ。なんか、この手の批判のせいでやっても意味のないものだと思われている節があり残念です。

でも、本当にこんな教室長がいたのであれば問題です。ただ、この国は自由経済の国です。ダメな塾には生徒なんて通わないでしょ。しかも塾ってのは大切な子どもへの投資ですから親も敏感です。悪い噂なんてあっという間に広がります。そうなりゃ、この教室長は交代です。結構シビアですよ。そのへんは。私、教室長の交代劇を目の当たりにしましたけど、「こいつはダメだな」と思ったら直ぐに交代でした。この辺も大手の強みでしょうね。交代要員はたくさんいるのです。通塾中の方も不満があれば本部に問い合わせるべきです。しっかりと対応してくれますよ。まぁ、この辺りがダメな講師からすると面白くないんでしょう。っで、「あそこはブラックだ」となる。

お願いだから撤退して

お願いだからkeitaさんみたいな方はブログ界から撤退して。

あなたのブログは読み物として、創作物として優れています。お仲間の学生ブロガーもドンドン増えていますし、ネット上の知名度もそこそこです。

小金を稼ぐ能力は有るようです。

 

しかし、その能力を人を貶めるようなことで発揮しないでくだださい。

あなたのせいで多くの家庭が塾業界を誤解し、機会喪失をしてしまいます。多くの心ある講師が「金に汚い奴ら」というレッテルを貼られて、仕事に対しての誇りを傷つけられています。

 

もう一度言います。

お願いだからkeitaさんはBlog界から撤退してください。

 

これ以上、犠牲者がでないうちに。

 

最後に

私は2015年の3月までこの塾の教室で講師として働いていました。自分で言うのもなんですが、生徒・保護者からの評判も良く、塾とも良好な関係だったと思います。当該塾を辞めた後も塾業界に身をおいています。ですので、まぁ、今はこの塾はライバルなわけで、擁護したところで一銭の得にもならないわけですが、この批判に同調するかたが思いのほか多く、ツイッターなどでは同業者までもがこの論を煽る始末。放置すれば塾業界自体が誤解されかねないと思いこの記事を書きました。

もちろん、この塾に問題が全くないわけではないですよ。事実、こんなしょうもない奴を講師として雇った教室があったわけだし。そう、この塾の一番の問題はそれだ。講師の質の問題。どうしたって学生バイトに頼ると、こういうなめた輩も講師になってしまう。この点は大いに反省すべきだと思う。でも、これって、この塾に限った話ではないし、もっと言うと優秀な労働力の確保が難しくなっているのは塾に限ったことではない。

何度か書きましたが、この方、本当にこの塾で講師の経験あるのでしょうか?この方の批判の内容はだいたいは2chなどで言われているテンプレート的な内容でしかありません。塾というのは教室によってだいぶ雰囲気も変わりますから一概には言えませんが、私の知っている内情と違い過ぎて到底信じられるものではありません。予備校の裏側についての投稿も完全に与太話でしたし、ネットで集めた情報を加工したねつ造記事としか思えないとういうのが率直な感想です。

また、氏の記事での主張、プロフィール内容などを読むにつれ、「ダメ講師のテンプレ」との印象を持ちました。独りよがりで周りが全然見えていない。上手くいかないのは上がバカだから。まぁ、ダメ講師っていうか「ダメな大人」いや、「社会をなめているガキ」のほうがより的確でしょうか。

企業批判も結構ですが、まずはまともに社会人やってみろってことです。こんな奴が日々汗水流して働いているものたちを嘲笑するのは許せません。

本当に社会正義の実現のために告発しているのなら良いですが、どうなんでしょうねぇ?怒りを感じると言いながら、4,5年前の話のようです。この方、こうやって嘘を交えて刺激的な文章を作り、アクセスを稼ぎ、アフィだ、アドセンスだ、と小遣い稼いでいるわけでしょ? なんか、そんなサークルもやってるみたいですし。

わたし、アフィリエイトなどで稼ぐことを批判なんぞしませんけど、こういうやり方は許せません。