読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

どうせ個人事業主として業務委託契約するくらいなら、自営業で塾なり家庭教師をやっちゃえよ

広告

学生を「個人事業主」として業務委託契約を結ばせる愛知のブラック家庭教師バイト派遣業者について - しいたげられたしいたけ

昨晩、これ読みました。

自分も学習塾経営しているのですが、ちょっと許せない話ですよね。

以下、思ったことを書きます。

社会を知らぬ学生を喰い物にするゲスは滅びろ

ブラック企業なんてみんな滅んでくれ。心の底からそう思う。

なかでも許せないのが、社会というものをよく理解していない大学生らを使っているブラック企業だ。

 大学生になって初めてバイトを体験するという学生も多いのではないかと思います。そんな学生らは熱意はあるのだけれど、法律などの知識がない。だから、「社会とはこういうものだ。」と言われれば、素直に応じてしまう場合も多いのだろうと思います。

労働者の熱意にタダ乗りするのは卑怯だと思いますし、ましてや、世間を知らぬ無垢な学生を喰い物にするような連中には本当に腹が立ちます。

こんなことされたらまともな勝負にならない

経営者目線でこの問題を見てまず思うのは「ズルい!!」ってことです。

こんなの勝負になりませんよ。こっちがサッカーのルールに従って手を使わずにボールを扱っているのに、まるでラグビーかアメフトでもするように、なんの縛りもなく両手でボールを抱きかかえているようなものです。

そうでなくても大手・準大手はスケールメリットを活かして広告宣伝をしやすいというのに、さらにここで不当に搾取した資金を生徒募集に回されたら太刀打ちできません。

こんなこと続けていたらまっとうな企業が潰れるかブラック化してしまいます。

労働者のためにも、まっとうな企業のためにもブラック企業は滅ぼすべき

ブラック企業の問題って、企業とその労働者の問題として見られがちですが、実際には同業のまっとうな他社が当該ブラック企業によって不当な圧迫を受けているわけなので、単純に労働問題としてのみとらえるべきではないと思うのです。

だって、皆さんのお勤めの会社だって、ブラック企業に圧迫されているかもしれませんよ?

え?ウチもブラックだって? いやいや、それだって他のブラック企業に圧迫され、生き残るためにやむを得ずブラック化の道をたどってしまったのかもしれない。

ともかく、悪びれもせずにブラックな経営をするような会社は社会のためには絶対になりません。

なくそうブラック企業!!

ユー、塾開いちゃいなよ

ようやく本題。

何でもいいからお金を得たいという人は別のバイトなどをおススメしますが、塾講師や家庭教師をしたいと思っていたのなら、いっそのこと、塾なり家庭教師なりを個人事業として始めてしまったらどうでしょう。

実態はバイトなのに個人事業主なんてデメリットの塊みたいな状況に身を置くくらいなら、多少のリスクを覚悟の上で、開業した方が遥かにマシだと思うのです。

初期投資は小さい

先に多少のリスクと書きました。書いたものの、個人でやるというのであれば、リスクとなるものって初期投資くらいしか思いつきません。しかも、それすらも大したことではありません。

塾って、教室開くにしても初期投資なんて微々たるものです。

こだわりを持って備品をそろえたら結構な額になるかもしれませんが、例えば、ニトリあたりで3,000円程度のテーブルと、1,000円程度の椅子を数セット揃えるだけで、個別指導形式の塾であればスタートできてしまいます。ペナルティーで3万円でしたっけ?それだけあれば、自習席まで準備できますよ。

そもそも講師も自分だけですから、相手をしてあげられる生徒数にも限界があり、広い教室も必要ありません。配布物だってたかが知れているので、自前のPC&プリンターで十分ですし、教材だって市販のものや自作のもの、場合によっては教科書や学校教材でも構いません。

塾ではなく家庭教師として始めれば、もっと初期投資は小さくなります。数名の生徒を獲得するだけで、上記のようなブラック企業で働くよりずっと収入も大きくなるはずです。

激戦区に出店しない

塾というと駅前などが多いですが、そういうところを避ければ、小さな塾でも生き残ることは十分可能です。

激戦区では勝ち残れればたくさんの生徒を獲得できますが、出来たてホヤホヤの個人塾が勝ち残れる可能性はほとんどありません。加えて、そういう立地は当然テナント料などが高く、その支払いすらままならない状態になりかねません。

逆に、そういう場所から離れた場所に塾を開いた場合、必要経費を安く抑えられます。もちろん集まる生徒も少ないですが、そもそも個人では相手をしてやれる生徒数に限度がありますし、塾に通いたいが交通手段がないという家庭は確実に存在しますので、堅実にやっていれば運営に窮するようなことにはなりにくいです。

家庭教師をやる場合も同様で、塾などが多いエリアから少し離れたところで募集すると、案外需要があったりします。

無責任に開業をすすめるつもりもないけれど…

ここまで言っておいてなんですが、本音を言えば、開業をすすめるわけでもないです。特に学生には(学生は他のバイト探した方が良い)。

ですが、その気になればやってやれないことはないのです。

それで喰っていくということになれば、ハードルは高くはなりますが、ふざけたブラック企業で働き続けることを考えれば、十分に検討に値する選択肢だと思うのです。 

www.hesocha.com 

以前にも書きましたが、雇用情勢はだいぶ好転しています。なにもブラック企業の言いなりになって我慢を続けなければいけない様な状況でもないと思うのです。

働く側には以前よりずっと選択肢があるのです。企業側のやり方がおかしいと思ったのならば、変に我慢せずに直接企業側に相談すべきだと思います。

「ちゃんとやってくれないなら他へ行く。」そう言えるだけの状況が整いつつある今は、ブラック企業を死滅させるチャンスなのだと思っています。

いい加減、コストカットだの企業努力だのと労働力を買いたたく時代は終わりにしなければいけません。

では、また。