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ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

爺さんが夢で出てきたので慌てて確認したが、ピンピンしていた

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お題「最近見た夢」

数日前のことですが、母方の祖父の夢を見ました。「夢枕に立つ」なんてことを言いますし、爺さんも90を超えていますので、「まさか」と思ったのですが、全然問題なくぴんぴんしているそうですので、ご心配なく。そういうしんみりした話ではありません。

 炭鉱マンだった祖父

既に今年で93になるはずなのですが、とてもそんな歳には思えないほどたくましい体つきをしています。腕などは私の3倍くらいの太さがありそうで、未だに力こぶが作れます。

殴り合いのけんかをしたならば、たぶん、いや、間違いなくやられるのは私です。中学か高校の時に、祖父が70歳くらいの時にいとこと二人がかりで腕相撲の勝負をしましたがアッサリ負けました。ちなみにいとこは柔道部です。

さらにさかのぼって小学生の頃の思い出となると、「爺さん=怖い」という記憶が鮮明に残っています。当時TVで放映されていた北斗の拳に登場するラオウのイメージです。とにかく強くて怖くて厳しい爺さんでした。

そんな祖父の肉体は仕事を通して鍛えられたと本人が良く話してくれました。炭鉱マンとして働いていたそうです。亜炭という炭を掘る会社を経営しつつ、自分も現場で働いていたです。荒くれ者を扱うには自分がやって見せなければいけないとのことでした。

お前の苦労なんぞ

祖母がボケ気味のため、現在、母は祖父母と暮らしているのですが、時々電話をしてくると、「仕事を頑張るのは良いけど、無理をするんじゃないわよ。」と母親らしい気遣いをしてくれます。母親というのはありがたいものです。

そんな話の後が祖父です。「お前の苦労なんぞ、苦労のうちに入らん」と叱咤激励されます。後ろでは母や祖母が「また、そんなこと言って」とたしなめるような話をしているのが聞こえますが、いやいや、このいつもの小言が嬉しいんだよ。

他の人に言われれば、「ふざけるな」と思うかもしれませんが、この祖父に言われたら仕方がありません。これほど苦労した人も少ないでしょうから。そして、その苦労を思えば、確かに私の苦労など苦労のうちには入りませんし、まだまだやれるという気になれます。

そんな祖父が夢の中で

そんな厳しい祖父が夢の中で、「体を大事にしろ」とか「無理をするな」と優しい言葉をかけてくれたかと思うと、私の会社について「よくぞ、ここまで頑張った」と褒めてくれたのです。

 

驚いて飛び起きました。

ま、まさか!! これが夢枕に立つって奴か!

 

流石に朝5時に電話するわけにもいかず、しばらく待って確認。冒頭に書いたようにピンピンしてました。

爺さんからの有り難いメッセージ

ボケた婆さん残して俺が死ねるわけないだろ。貴様の嫁の顔も見ていない。大体、貴様なんぞに「頑張った」なんて言うわけがない。もっと我武者羅に働け。いいか、貴様には金も力もない。そういう奴は知恵を使え。でも、お前には知恵もない。なら、人よりも体を使え、汗をかけ。

そんな夢を見るのは辛くなって逃げたくなっている証拠だ。甘ったれるな。ただ、まぁ、体は大事にしろよ。

 

っと、いつも通りの厳しいお言葉と、ほんの僅かばかりのツンデレ成分。そして、一通り小言が済むと、いつもの小芝居というか、茶番が始まる。

 

う… む、胸が苦しい、もう、俺も長くないかもしれない。死ぬ前に存分に美味い物を喰って死にたい。

そう言って美味い物を送らせるのだが、一向に死にそうもない。

喉に詰まらせるくらい寒天と新鶴の塩羊羹でも送ってやるか。

 

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

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