ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

【検証】八ヶ岳山麓に住まった縄文人が食べていたというドングリを食べてみた【古代の味】

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お題「最近はじめて食べたもの」

子供の頃にかじってみて、次の瞬間には吐き捨てたドングリ

諏訪地方は黒曜石の産地だったりすることもあり、縄文の遺跡が多い。そのため、小学生の頃に遠足などで富士見の井戸尻遺跡やら茅野の尖り石遺跡やらに行ったという人も多いようだ。私も再現された竪穴式住居を見に行った記憶が、鮮明ではないがボンヤリとある。それがどこの遺跡だったかは完全に忘れた。
学校側が見せたいものについてはおおよそ興味を示さない模範的な問題児であった私だが、この時の博物館での展示内容は割と興味を持ったものがあった。それが当時の人の食生活の記載だ。そう。昔から食い意地が張っていた。
正確ではないが「ドングリなどを食べていた。」という旨の説明があった。私はとても興味を持ち、その年の秋に立石公園でドングリを採集し、殻を割ってかじった記憶を鮮明に覚えている。酷く渋かった…
それ以来、あの説明は本当なのか? 適当なこと書いているんじゃないのか? ドングリなんてリスの食い物だろ。っと思っていた。
だが、そうではないらしい。

 

ドングリは美味しくいただける…らしい

ニコニコ動画でよく、亀五郎さんのサバイバル(?)動画を見ているのだが、この人が以前、「自然を食べよう」というシリーズ動画でドングリを食していた。
どうも、ドングリにも色々と種類があり、食用に適したものと、そうでないものがあるらしい。


マテバシイスダジイなど実の長細いドングリは比較的アクが少なく美味しく食べられるという。もう、どんなドングリだったか記憶にないが、子供の私は、おそらく丸く大きなトチなどの実をかじったのだろう。
まぁ、そうとわかればもう一度試してみたくなる。
そもそも亀五郎さんは生でムカデを喰っちまうような人で、完全に特殊事例だ。参考にならないという可能性もある。だから食べられるのか自分で検証してみる価値は十分にある。

実際にドングリを食してみる

っと、言うことで先日、守屋山に登った際に採取してきました。

マテバシイスダジイが美味いとのことでしたが、素人の私には区別がつかず、とりあえず、丸くない奴、長細い奴、そんな感じで探してきました。

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帰宅後ググって写真と比べると、「なんか、間違えたかな…」って感じです。コナラの実のような気がするので、念のため、一晩重曹入りの水でアクを抜いてあります。
これを焙って、

殻を割り、

塩をふって喰ってみましょう。

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おっ、普通に喰える。いや、むしろ美味しい。

気のせいだ、やっぱり、美味くはない。
一口目はなんだか「良いよ。これ。」とも思いましたが、決して美味しいものではありませんでした。でも悪くはない。

よく「食べられる野草」とか本やサイトを見かけますが、あれ、食べられるってのをもう少し具体的に書いてもらいたいと思ったことがあります。それ、美味いの?って。

だから、はっきりと書いておきます。

 

ドングリは食べられる(だけ)。

ドングリは食べても大丈夫なもの。

ドングリは感動するほど美味いものではない。 
 

ただ、食べてみて栄養価は高そうだと感じました。なるほど、これなら食料としてありです。縄文人の主食の一角だったのも頷けます。

素朴だが悪くない。これが縄文時代の味。

食べられるとわかると、もう少し挑戦的なことをしたくなります。
亀五郎さんもやっていましたが、次、ドングリ料理やってみたいです。